職場のバレンタインデー、義理チョコ禁止に7割が賛成

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今年の2月14日、バレンタインデーは平日。ひと昔前は女性が上司や同僚に義理チョコを配る光景をよく目にしたが、近年では「バレンタインデー禁止令」を出す会社も見られ、職場のバレンタインは変わりつつあるようだ。日本法規情報が実施した調査によると、職場でのバレンタイン禁止を支持する人は7割に及ぶことがわかった。


調査では1103名(男性475人、女性628人)に対して、社内規定で義理チョコなどをプレゼントすることを禁じる「バレンタインデー禁止令」についてアンケートを実施。69%が「良いと思う」とバレインタイン禁止に賛成、「良くないと思う」は31%だった。さらに、回答者を女性だけに絞ると「良いと思う」は75%となった。


<「バレンタインデー禁止令」について>



バレンタイン禁止を支持する理由については、「あげる、お返しをするのが面倒だと思うから」という回答が約半数の47%にのぼった。次いで、「会社には必要ないと思うから」が21%、「バレンタインデーを重要視していないから」が12%となった。一方、バレンタインデー禁止に反対する人は、「会社のコミュニケーションの場となるから」という理由が34%と最も多くなった。


<バレンタイン禁止を支持する理由>


バレンタインデー禁止に反対する理由>


バレンタインデーに向けてチョコレートを「作る」「買う」女性の負担と、お返しを用意する男性の負担が重なり、多くの人が職場でのバレンタインデーの慣習そのものを面倒だと感じているようだ。