1日、韓国・MBCなどによると、在釜山日本総領事館前の慰安婦像について、李俊揆駐日韓国大使がその影響力を行使し撤去への働き掛けを行ったのではないかとして韓国で波紋を呼んでいる。写真は在韓日本大使館前に設置されているプレート。

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2017年2月1日、韓国・MBCなどによると、日韓外交問題の新たな火種となっている在釜山日本総領事館前の慰安婦像について、李俊揆(イ・ジュンギュ)駐日韓国大使がその影響力を行使し撤去への働き掛けを行ったのではないかとして韓国で波紋を呼んでいる。

在日本大韓民国民団(民団)中央本部は先月17日、駐日韓国大使館(東京)を通じ韓国政府に対し像の撤去を求める建議書を提出、大使館側は公式フェイスブックで書面を公開した。今回、民団の複数の関係者から、この動きの背景に李大使の呼び掛けがあったとの証言が出てきた。李大使は先月6日、民団や駐日韓国企業連合会関係者らが集まった席で「直接被害を受けている皆さんが何らかの声を上げるべきだ。黙っていてはいけない」と話したという。

自身の発言が民団の建議書提出につながったとの見方について李大使は「在日同胞の被害を懸念する気持ちからの発言」であり慰安婦像の撤去要求とは無関係としている。しかし年間約80億ウォン(約7億8500万円)の政府支援を受けている民団にとって、大使の発言は無視できない重みがあるはずとの指摘も出ている。

この報道は韓国で波紋を呼び、ネットユーザーからは「想像を超えた」「とんでもないことが起こっている」「これが同胞のやること?これが国の外交部?あきれる」「絶対駄目でしょ。歴史を忘れた民族に未来はないという教訓を改めて心に刻もう」「外交官は学力でなく人格で選んでほしい」などのコメントが寄せられている。

また李大使については「辞めてもらった方がいい」「心を売り払ってしまったんだな」「君も早く帰国しなさい」「日本に長く住んでるから日本人になっちゃった?」と厳しい批判の声も寄せられた。(翻訳・編集/吉金)