新型Macbook Proには新しいインターフェース「Touch Bar」を動作させる「T1チップ」が搭載されていますが、Appleは次期Macbook Pro向けに「低電力モード」などを処理するARMベースの独自チップ「T310」を開発中であると報じられました。

Apple Said to Work on Mac Chip That Would Lessen Intel Role - Bloomberg

https://www.bloomberg.com/news/articles/2017-02-01/apple-developing-new-mac-chip-in-test-of-intel-independence



Appleの情報筋からの情報を得たBloombergの報道によると、Appleはより高性能な機能を実装するべく、ARMベースの自社チップを開発しているとのこと。「T310」の開発コードで呼ばれる新型チップは、これまでIntelのプロセッサーが処理していた「低電力モード」、およびスリープ時のメールチェックやアプリのアップデートなどを処理するものとされています。

AppleはiPhoneやiPadでARMベースの「Apple A プロセッサー」を採用していますが、Macbook Proに採用されているIntelのプロセッサーを置き換えるわけではなく、Intelのプロセッサーが担っていたタスクの一部を省電力で処理することで、2つのチップのメリットを得られる高性能なMacBookを目指しているようです。



情報筋によると、T310チップは2017年の後期に登場するアップグレード版MacBook Proに搭載される可能性があるとのこと。最新のMacBook Proは「バッテリーの持ちが悪い」と批判されていましたが、T310チップが追加されることで、さらに電力効率が良くなることが期待されます。一方でThe Vergeは、T310チップの恩恵は「スリープ時」だけに限定される可能性があるため、電源のない場所での使用時間が長くなるかどうかは不明瞭であると指摘。Bloombergは、AppleはT310チップの存在を強調することなく、次期MacBook Proにひっそり搭載する可能性もあると予想しています。