「ポケモングローバルリンク」、不正ユーザー5954名に対して大会への参加を制限する措置を実施

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株式会社ポケモンは、セーブデータ連動Webサイト「ポケモングローバルリンク」利用者のうち、不正行為を行っている5954名に対し、インターネット大会への参加を制限するなどの措置を行いました。

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「ポケモングローバルリンク」は、「ポケットモンスター」シリーズのプレイデータを利用した連動WEBサイト。登録すると、インターネット大会やレーティングバトルに参加したり、世界中のプレイヤーと協力してミッションに挑んだりできます。

2010年に「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」の発売と同時にスタートし、2013年と2014年に「ポケットモンスターX・Y」「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」を対象としたサービスを展開。2016年には「ポケットモンスター サン・ムーン」で利用できるようになるなど、多くのファンに親しまれています。

今回の措置は「ゲームソフトのデータ自体を不正に改ざんした」5954名が対象。「ランダムマッチレーティングバトルにおいて、トレーナーランキング集計の対象外とする」「インターネット大会への参加エントリーを制限する」「ゲームシンク、レーティングバトル、インターネット大会、グローバルアトラクションを制限する」という厳しい措置が執られています。

不正対策はこれで終了というわけではなく、今後も制限措置を予告なく実行するとのこと。また、定期的な監視と、不正行為・迷惑行為への継続的な対応を行っていくとアナウンスされています。

これまではデータの改造によって、通常プレイとは異なる方法で強力なポケモンを入手でき、なおかつ、そうした"改造ポケモン"がリーグに参加できてしまっていました。

今回の措置は、"改造ポケモン"を使って大会やランキングにエントリーできないようにするというものです。ゲームとしての公平性を保つと同時に、一般プレイヤーのモチベーションを維持する効果も見込めます。

本来なら不要な手間を掛けてデータを改造し、いつ来るか分からない不正対応に怯えるよりも、普通にゲームをした方が味わい深い体験になるはずです。そもそも、ポケモンたちとの出会いそのものが思い出となるゲームであるのに加え、発覚した際にゲーム仲間から信用を失うことを考えると、やはりデータ改造はやらないに越したことはないでしょう。

これまでにも、運営元の株式会社ポケモンや任天堂は、継続的に不正への取り組みを続けており、データを改造するスマートフォンアプリが登場した際にも、今後開催される全ての大会への参加を断る旨のアナウンスを行っています。

バグポケモン「けつばん」を手に入れる裏ワザや、実在しない「ミュウスリー」「ワカメッチ」の出現条件といった噂話とは違い、データを改造しての大会エントリーは明らかな規約違反です。「たかが遊び」ではなく、遊びだからこそルールが重要なわけで、マジメに遊ぶ一般プレイヤーを保護する意味でも、ポケモンと任天堂の継続した取り組みが期待されます。