写真提供:マイナビニュース

写真拡大

いよいよ2月24日(金)から「プレミアムフライデー」が実施される。政府や経済界がすすめる、月末金曜日の午後3時に退社して買い物や食事、旅行などを楽しんでもらおうというこの制度。実際に導入する会社はどのくらいあるのだろうか。

今回は、マイナビニュース会員のうち男女306名に「あなたの職場ではプレミアムフライデーが実施されますか?」と質問してみた。

Q.2月24日は初回のプレミアムフライデー実施日です。あなたの職場ではプレミアムフライデーが実施されますか?

はい 2.6%
いいえ 97.4%

Q.それはどうしてですか? そのことについてどう思いますか?

○「はい」と回答

・「良い制度だと思う」(23歳女性/広告・出版・印刷/営業関連)
・「日本の景気に良いから」(30歳男性/輸送用機器/販売・サービス関連)
・「やはり、国が主導しているからではないでしょうか」(49歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)
・「あまり効果は期待できないと思う」(31歳女性/銀行/事務・企画・経営関連)

○「いいえ」と回答

■業種・業務内容的に難しい
・「24時間、誰かしらいないといけない職場なので」(46歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「官庁なので無理。勤務時間終了前に帰ることは国民が許さない」(52歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「郵便局なのでまったく関係なく、いつも通りの勤務体系です」(53歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
・「宅配の仕事をやっているので自分たちの都合で早く帰れない。しかし、そういう仕事だからしょうがないと諦めている」(45歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「医療機関なので、診察時間が決まっているため」(54歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

■話題になっていない
・「あまり周知されていないので、話題にならない」(39歳男性/化粧品・医薬品/その他技術職)
・「職場で話題になっていないから。実施されないのであれば残念」(44歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
・「組合での話題になっていない。無理なことと思います」(58歳男性/精密機器/営業関連)
・「現状、話題にも挙がっていないので期待していない。むしろ、定時退勤できる環境や雰囲気を整える方が先決」(51歳男性/専門店/事務・企画・経営関連)

■会社の方針で
・「社の方針だから。別に実施されなくともよい」(36歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「経営陣が実施しないことに決定した模様。できれば実施してほしいが、月に1回なので効果の程度は小さいように思う」(47歳男性/コンピューター機器/IT関連技術職)
・「会社が必要ないと判断したため」(36歳女性/輸送用機器/事務・企画・経営関連)
・「規模の小さい会社なので実施しません。普通の金曜日で良いです」(33歳女性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)

■金曜日は忙しい
・「仕事の締め切り時間が金曜の17時だから。プレミアムフライデーを導入するのであれば、金曜の15時以降に仕事を依頼することを罰するなどの決まりを設けないと導入は不可能」(37歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)
・「人が足りていないので、それどころではない」(42歳女性/医療・福祉・介護サービス/その他技術職)
・「金融機関だから金曜日は忙しい」(23歳女性/リース・レンタル/営業関連)
・「一番忙しい日だから」(46歳女性/その他メーカー/事務・企画・経営関連)

■中小企業では難しい
・「そんなの公務員しか無理でしょ。われわれ中小企業の者には関係のない話」(32歳男性/ホテル・旅館/販売・サービス関連)
・「大企業じゃないと無理じゃないですか? そもそも必要ない」(41歳女性/ソフトウェア・情報処理/専門サービス関連)
・「一流企業ありきで物事が決まってるような、そんな感じ」(56歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/販売・サービス関連)
・「中小企業にはあまり関係ないことかと」(39歳男性/広告・出版・印刷/その他・専業主婦等)

■その他
・「唐突に実施されてもよく分からない。基本的に自分のペースで仕事は進めたいので、今回は様子をうかがいます」(49歳男性/設計/建築・土木関連技術職)
・「日本の形式では根付かないと思う。良くも悪くも他人の目を気にする人種だから」(43歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
・「プレミアムフライデーどころか土曜日も休みではない」(53歳男性/建設・土木/メカトロ関連技術職)
・「早めに退社したところで、恐らくいつもと変わらない日常を過ごすと思うので、給与面で差がなければ定時までなら勤務しても良いと思っている」(31歳男性/教育/IT関連技術職)

■総評
「職場でプレミアムフライデーが実施される」と回答した人はわずか2.6%。「まったく話題になっていない」「聞いたことがなく、政府が進めていることも知らなかった」という人もおり、まだまだ認知度は低いことが分かった。

「業種・形態に実施は難しい」という意見も多かった。「窓口業務があるので無理」「年中無休のサービス業なので…」「医療関係なので、はいこれで終わりますと仕事が終われるものではない」といったコメントが寄せられたが、医療やサービス業などは簡単に人員を減らせないため、制度の導入は非常に難しいかもしれない。

また、月末の金曜日は特に忙しいという会社も多く、「取引先も軒並み合わせないと不可能だ」という意見も。たとえ早く帰れたとしても、「金曜以外の平日残業や休日出勤が増えるだけ」「ツケが回ってくるのでは……」という懸念もあるようだ。

個人消費の拡大など期待も大きい反面、さまざまな課題も指摘されているプレミアムフライデー。制度が浸透するには、もう少し時間がかかりそうだ。

調査時期: 2017年1月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女306名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません

(アリウープ)