8月のユーロ/米ドルでは11回売買のチャンス

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◆【メンタル編】メンタルを鍛えて勝つ!
FXは己との戦い。勝っても天狗になってはいけない。為替相場を乗り切っていくために、心を鍛え抜き、メンタルを強化すべし!

◆1つの通貨ペアとチャートを“決め打ち”で分析!

 FXを取引していると、最後は心の強さ、メンタル面がモノをいう。メンタルを鍛える方法はあるのか……?

[悩み]「何をどう取引していいかわからない。いろいろな指標が多すぎてわからないけれど、何をみればいいの?」

 FXで取引するためには、売りか買いか、まずエントリーする方向を決めなければいけない。ただ、取引の画面を開いたらさまざまなツールが出てきて、尻込みしてしまう人も多いはずだ。

「見るべき情報はたくさんありますが、“決め打ち”したほうが、分析も楽になると思います。初心者は“米ドル/円”で“1時間足”“移動平均線”だけでよいと思います」(個人投資家の田向宏行氏)

 移動平均線とは値動きの平均をまとめたライン。21移動平均線は過去21本分のローソク足の平均となる。

「現在値がこの21移動平均線の上か下かで、おおまかなトレンドがわかります。上なら買い。下なら売り。線を挟んで上下する場合は手を出しません。これだけでも十分に方向感は掴める」(田向氏)

 図版を見ると確かに田向氏が付けたポイントから上昇の波が始まっている。

「より細かく見る場合は、84移動平均線と504移動平均線を追加してもいい。84は4時間足、504は日足にとっての21移動平均線を1時間足に表示したものです。ゴールデンクロス、デットクロスを見れば、かなり取引の確率は高まります」(田向氏)

 ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が長期の線を上抜いたとき。デットクロスはその反対で短期の線が長期の線を下抜いたとき。どちらも強いトレンドの出現を意味する。

「あとは、とにかくトレードして練習あるのみですね。10万円で1000通貨の取引で練習する10万円はレッスン料として相場で失ってもいいお金と割り切って練習をしましょう。練習しているうちに自分の型がみえてくるはず」(田向氏)

 まずは1時間足に21移動平均線を表示するところからスタートしてみよう。

◆利益確定の目安はどうやって決めたらいい!?

[悩み]「利食いの目標値まで待つことができず、怖さですぐに利確してしまう。そのため、利益が少ない。その反面、損切りができず、戻ってくることを期待してしまうので、損が大きくなってしまう」

 利益確定や損切りの難しさはよくあるFXの悩み。達人たちはどう対処しているのだろうか?

「まず、利益確定ですが、“決め打ち”しちゃっていいと思います。米ドル/円ならば1円幅、つまり100pipsが目安。その通りに動いたら結構気持ちがいいもんですよ」(田向氏)

 決め打ちしておけば、目標値までじっくりと待つことができる。

「決めたルールをしっかり守れるようになるかですね。利益確定も損切りも“欲”との戦いになる。特に損切りは徹底してやった方がいい。何回も損切りして練習してください。お金を残すための損切りです。こちらも慣れれば損切りしておいてよかったと思えるようになりますよ」(プロトレーダーの西原宏一氏)

 最初は10万円程度を、勉強代と割り切って損切りに慣れましょう。すると、損切りしておいてよかったという気持ちが芽生えるはずだ。

◆調子に乗ってしまう人はどうしたらよいか?

[悩み]「勝っていると、ついつい気が大きくなってポジション量を増やして全力で取引してしまいます。で、含み損を抱えてしまいます……」

「全力で売買してしまうと、資産が減るのも早いですから。自分の身の丈にあったポジション量を探してください。最初はやはり1000通貨からがよいと思いますよ」(為替ディーラーの井口喜雄氏)