週末になると日本全国各地の公園などで大小様々な規模のフリーマーケットが開催され、多くの人出で賑わう。中国メディア・今日頭条は30日、日本のフリーマーケットを「宝探し」として紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)aduldej/123RF)

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 週末になると日本全国各地の公園などで大小様々な規模のフリーマーケットが開催され、多くの人出で賑わう。中国メディア・今日頭条は30日、日本のフリーマーケットを「宝探し」として紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本のフリーマーケットは中国の露天販売に似ているが「ここで売られているものの多くは、自分が使った中古品や、余りものだ」と説明。取り扱われる商品は実に多様であり、日用品や衣服、靴、帽子、書籍、文具のほか、流行のブランド品まで揃うと紹介した。そして、一般的に公園や寺社仏閣などの場所で不定期に開催されるとし、中でも1981年に始まり「日本のフリーマーケットの発祥」とされる東京・代々木公園のフリーマーケットは有名で、多い時には800もの出店が並び、客の数は数万人にのぼると伝えている。

 そのうえで、実際に代々木公園のフリーマーケットに行って撮影した画像を多数紹介。それぞれの出店者が地面に敷いたシートの上に洋服や靴、スポーツ用品、おもちゃ、さらにはガラクタを並べて売っている様子が伺える。記事は、マーケットの中で事前に価格を表示している店が多いほか、100円や200円均一で売っている人も少なからず見られたとした。

 また、外国人が客としてだけではなく売り手として参加していることも伝え、じゃんけんで値段を決めるなどユニークな方法で売買を楽しんでいる様子も紹介。「たとえ何も買わなくても、観光客としてマーケット内をぐるっと巡れば、多くのおもしろい場面に遭遇することができる」と説明している。

 記事を見た中国のネットユーザーからは「すばらしい!」、「自分の要らないものを、必要な人に売る。こういうマーケットが好き」、「こういったマーケットが賑わうのは、人と人との信頼関係があるからだ」といった賞賛コメントが相次いだ。一方で「(露天商を厳しく取り締まる)都市管理員はやってこないのか」、「西安にも中古品マーケットがあるけど、レベルが低い。みんな業者だし。こういった一般市民が中古品を売るというのが良い」など、中国社会の現状と結びつけて感想を綴るユーザーも見られた。

 確かに中国の街を歩いていると、地面で品物を並べて売っている露天商をしばしば見かける。ただ、売っているものは本だったり、海賊版のDVDだったりで、どこでも同じものを売っているような印象だ。そして、都市管理員がやって来ると目にも留まらぬ速さで「店じまい」して逃げていくのである。それは路上で許可無く営業しているからである。日本のフリーマーケットは事前に場所の許可を取って開催するのが一般的だが、中にはついつい自国の露天商を想起してしまう中国の人もいるようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)aduldej/123RF)