冬だから長持ち、和の花を枝もので気軽に楽しむ飾り方

写真拡大 (全5枚)

常日頃、グリーンや花を絶やさない部屋は、なんだかそれだけで住んでいる人の気持ちが行き届いているような印象。とくに冬は花が長持ちするので、あまり神経質にならずとも楽しめます。
日本の花をお部屋に
この時期、花屋に行くと目にとまるのはチューリップやガーベラ、スイートピーといった色鮮やかな花々ですが、椿や水仙といった日本の花や、梅、桃、桜といった枝ものも楽しめる季節です。枝ものを飾る習慣がないという人も多いかと思いますが、通常の切り花に比べて持ちもよく、存在感もたっぷり。好きな長さにカットし、小分けにして活けるという使い方もあり、意外と幅広く楽しめるのです。
"和もの"というと、ついつい生け花のように飾らなくてはいけないような先入観を持ってしまいがちですが、けっしてそんなことはありません。日本の花だって西洋の花に負けず劣らずかわいいし、北欧風、カフェ風など、いまどきのインテリアにもしっくりなじみます。
器との組み合わせを楽しむ

使う花器のセレクトも自由に好きなものを選んでみましょう。我が家ではおもに花瓶を使用しますが、空き瓶や空き缶、その他サイズが合うものであればなんでも花器として使ってしまいます。空き瓶に挿しただけの花もなかなかかわいいのです。

枝ものの楽しいところは、花が散ってしまったあともいろいろと遊べるところ。花が落ちたあとの椿の枝と小手毬、ヘデラ、ツルニチニチソウの葉を一緒に挿してみたらすてきにまとまりました。

折れてしまった桜の小枝はヘデラと一緒にトイレの片隅コーナーに。

お正月に飾っていた千両も枝を短くカットしてテーブルフラワーにアレンジ。持ちがいいので、まだ元気な部分を切り出して、次々と飾り方を変えながら楽しめるのがうれしい。また、小分けにできるのでリビングや玄関はもちろん、トイレや階段などあまり日当たりがよくない場所にも気兼ねなくグリーンや花を置くことができます。
そもそも日本の生け花は、なんでもない野の花をどう美しく魅せるか? という気持ちから生まれたもの。高価な花をたくさん買わなくても、生活に彩りを与えることができることを、昔の日本人はよく知っていたのだと思います。
まずはひと足先に桜や桃などを部屋で愛でながら、春が来るのを待ちたいと思っています。
image via Shutterstock