「夢幻クライマックス/愛はまるで静電気/Singing〜あの頃のように〜」(UP FRONT WORKS Z MUSIC)

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 今年6月に解散するアイドルグループ「℃-ute」が3月に予定していたラストシングルCDの発売延期を発表した。先月31日に掲載された公式サイトでの発表では、その理由を「制作上の都合」としている。

 この「制作上の都合」という文言が今、ファンの間でさまざまな物議を醸しているという。

「ファンが恐れているのは、このままラストシングルが発売中止にならないかということです。というのも、℃-uteが2013年に行った初の日本武道館単独公演を収録する予定だったグッズ用DVD『速攻DVD』が、すでに予約を受け付けていた段階で発売中止になったんです。その後、製品版として流通されファンは一安心したんですが、このときも、その理由は“制作上の都合”と発表されていました。今回もこのような展開であればいいのですが」(アイドルライター)

 一方で、今回の発売延期を歓迎する声もある。レコード店関係者が明かす。

「当初、発売が予定されていた3月22日は他アイドルや、声優、アニソンと目白押し。今回の延期は℃-uteに“ラストシングル1位”という華を持たせるための事務所の計らいかもしれません。ファンの多くも、有終の美を飾ってほしいと願っているはずです」

 今でこそ“超天然キャラ”でバラエティ番組などで活躍する岡井千聖や、女性ファッション誌「Ray」(主婦の友社)で専属モデルを務める鈴木愛理など、各々のメンバーの露出が増えてきた℃-uteだが、07年のメジャーデビューから数えてもキャリア10年を誇り、ハロー! プロジェクト内でも最年長グループ。元プロデューサーのつんく♂が「ハロプロイチのパフォーマンス」とお墨付きを与えるダンスやライブのクオリティには、芸能界にもファンが多い。

 しかし、その最後の舞台となる6月の解散コンサート(さいたまスーパーアリーナ)に対しても、ファンの間には不満が渦巻いているという。

「開催日が、グループ結成日である6月11日ではなく、翌日の12日に決まったんですよ。古いファンとしては、結成日に解散を見届けたかった。メンバーの岡井は『6月11日が私たちの結成記念日。12日を“新たな一歩”にしようという意味があります』と語ったものの、『日曜日の11日を取れなかったって、素直に言えばいいのに……』と、うつむくファンも少なくないようです」(前出アイドルライター)

 昨年は、SMAPが後味の悪い解散劇で世間を騒がせたが、℃-uteはその長い歴史に、どんな形で幕を下ろすのだろうか。