中国製品といえば「安かろう悪かろう」の代名詞として扱われてきたが、近年は中国製品の質の向上が見られ、世界に通用する製品を作る企業も登場している。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国製品といえば「安かろう悪かろう」の代名詞として扱われてきたが、近年は中国製品の質の向上が見られ、世界に通用する製品を作る企業も登場している。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国の製造業は「質」の向上に取り組み始めたとし、一定の成果を挙げる企業が増えつつあるとしながらも、世界に通用する「ブランド」はまだ輩出できていないと指摘、ブランド構築においては日韓に学ぶべきであると伝えている。

 記事は、かつての日本製品は現在の中国製品と同様に「安かろう悪かろう」というイメージを持たれていたと伝える一方、そのイメージを打破し、一変させたのはソニーであると指摘。イメージに違わない品質を確保することで、日本製品は高品質というイメージを確立したとし、ひいては日本のイメージも向上させたと紹介したほか、日本は現在、ブランド戦略を国として取り組んでいると指摘。

 例えば、日本政府がクールジャパン戦略を推進し、それを担う企業に対する各種支援策を提供しているほか、内閣に知的財産戦略本部を設置するなど、日本のブランド構築を国が主導して行っていると紹介した。

 また記事は、韓国の例としてサムスンの存在を挙げ、韓国でもサムスンの国際化に国が支援してきたと伝え、韓国政府はサムスンをはじめとする大企業や財閥に対して、融資や税制などの点で積極的な支援を行ってきたと紹介。日本も韓国もブランド構築には国が積極的に関与してきたと伝え、中国政府も品質向上に取り組む中国企業のブランド構築をサポートすれば、中国製品は「安かろう悪かろう」というイメージから脱却できるはずとの見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)