【2017Jリーグ補強診断】的確かつ大型補強で昨季2冠王者に死角なし《鹿島アントラーズ》

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▽2月25日に開幕を迎える2017シーズンの明治安田生命J1リーグ。3年ぶりの1シーズン制が復活となり、全18チームがタイトルを目指してしのぎを削る。開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全クラブの補強を診断。昨シーズン国内2冠の鹿島アントラーズ編をお届けする。

◆ファン・ソッコの退団痛し
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【OUT】

GK

櫛引政敏(24)→清水エスパルス/期限付き期間満了

DF

ファン・ソッコ(27)→天津泰達(中国)/完全

MF

柴崎岳(24)→テネリフェ(スペイン)/完全

杉本太郎(20)→徳島ヴォルティス/期限付き

大橋尚志(20)→ツエーゲン金沢/完全

平戸太貴(19)→FC町田ゼルビア/育成型期限付き

ファブリシオ(26)→ポルティモネンセ/期限付き期間満了

FW

垣田裕暉(19)→ツエーゲン金沢/期限付き

豊川雄太(22)→ファジアーノ岡山/期限付き期間延長

高崎寛之(30)→松本山雅FC/完全▽MF柴崎岳、DFファン・ソッコの退団以外で、主力級の流失はない。ただ、J1リーグとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の過密日程を考えると、ファン・ソッコが抜けたセンターバックの選手層に関しては、即戦力級の補強がないことにやや不安が募る。

◆補強診断(★5つが最高)

★★★★★

▽期限付き移籍から復帰の選手を加えると、計9名の新戦力が加入。内容においても、的確かつ大型補強に最も成功したと言っても過言ではない。現有戦力のほとんどが残留したこともあり、戦力値だけを見れば、J1リーグと天皇杯の国内2感を達成した昨シーズン以上だ。

◆左SB&GK不足を解消【GK&DF】
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【IN】

クォン・スンテ(32)←全北現代モータース/完全

三竿雄斗(25)←湘南ベルマーレ/完全

小田逸稀(18)←東福岡高校/新加入▽長らく課題に挙げられていた左サイドバックとGKの補強に成功。しかし、上述の通り、退団したファン・ソッコに代わるセンターバックのポジションは新戦力の獲得がない。そのため、現有戦力のDFブエノやDF町田浩樹にはより一層の台頭に期待がかかる。

◆中盤の顔ぶれはJ最高レベル【MF】
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【IN】

レオ・シルバ(31)←アルビレックス新潟/完全

レアンドロ(23)←パルメイラス/期限付き

梅鉢貴秀(24)←モンテディオ山形/期限付きから復帰▽柴崎に以前から今冬の海外移籍が囁かれる中で、Jリーグ屈指の優良助っ人と評されるMFレオ・シルバを先んじて獲得。さらに、ブラジルの名門パルメイラスからセレソン歴を持つMFレアンドロの引き入れにも成功した。中盤の顔ぶれは、Jリーグ最高レベルの陣容だ。

◆充実の前線【FW】
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【IN】

ペドロ・ジュニオール(30)←ヴィッセル神戸/完全

金森健志(22)←アビスパ福岡/完全

安部裕葵(18)←瀬戸内高校/新加入▽昨夏のMFカイオ流失後、後継者不在だった左サイドのアタッカーとして、FWペドロ・ジュニオールとFW金森健志といった2枚のタレントを補強。とりわけ、昨シーズンのリーグ戦で11ゴールを記録したペドロ・ジュニオールにおいては、スコアラーとしての活躍にも期待十分だ。