【2017Jリーグ補強診断】過渡期に入った仙台、大きな補強なくカギは成熟度《ベガルタ仙台》

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▽2月25日に開幕を迎える2017シーズンの明治安田生命J1リーグ。3年ぶりの1シーズン制が復活となり、全18チームがタイトルを目指してしのぎを削る。開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全クラブの補強を診断。チーム変革のため、選手の入れ替えを行ったベガルタ仙台編ををお届けする。

◆変革の時期を表す選手放出
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【OUT】

GK

六反勇治(29)→清水エスパルス/完全

DF

渡部博文(29)→ヴィッセル神戸/完全

MF

キム・ミンテ(23)→コンサドーレ札幌/完全

杉浦恭平(28)→ツエーゲン金沢/完全

水野晃樹(31)→サガン鳥栖/完全

FW

ウイルソン(31)→ヴァンフォーレ甲府/完全

金園英学(28)→コンサドーレ札幌/完全

ハモン・ロペス(27)→柏レイソル/完全▽主力としてチームを支えたDF渡部博文やFWハモン・ロペス、かつてのエースFWウイルソン、守護神GK六反勇治などが退団。「GOOD」なチームからの脱却を目指すべく、全て完全移籍で選手がチームを去った。

◆補強診断(★5つが最高)

★★☆☆☆

▽4選手がレンタル移籍での加入となり、昨シーズンのMF三田啓貴の成功例を再び生み出そうという考えが見える。大きな戦力の上積みとは言えないものの、新加入選手の活躍なしでは「STRONG」なチームに変貌を遂げることはないだろう。大きな期待が懸けられている。

◆ハリルも期待の正守護神候補が復帰【GK&DF】
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【IN】

シュミット・ダニエル←松本山雅FC/復帰

平岡康裕←清水エスパルス/期限付き→完全

増嶋竜也←柏レイソル/期限付き

永戸勝也←筑波大学/新加入▽昨シーズン松本で飛躍を遂げ、日本代表GK合宿にも呼ばれたシュミット・ダニエルが復帰。恵まれた体格と鋭い反射神経で、守護神として君臨することが期待されている。また、期限付き移籍で昨季プレーした平岡を完全移籍で、柏から増嶋を期限付きで獲得。最終ラインに経験値の高い選手を加えることができたのは、大きな収穫だ。

◆昨季躍動のMF三田の残留が最大の補強に【MF】
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【IN】

三田啓貴←FC東京/期限付き→完全

中野嘉大←川崎フロンターレ/期限付き▽中盤の補強は2名。昨シーズンのチームMVPに輝いた三田を完全移籍で残留させられたことは大きな補強といえるだろう。川崎Fから期限付きで加入の中野もドリブルが特徴で、サイドでの仕掛けに期待が懸かる。

◆総入れ替えの最前線は三者三様【FW】
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【IN】

平山相太←FC東京/完全

石原直樹←浦和レッズ/期限付き

クリスラン←ブラガ(ポルトガル)/期限付き▽ウイルソン、ハモン・ロペス、金園英学と3枚のFWの代わりに獲得したのは実力者たち。前線でターゲットになれる平山、衛星としてターゲットマンの周りでプレーできる石原、ポルトガルからも1トップを張れるクリスランを獲得。3人がどの様にチームにフィットできるのかが大きな課題となるが、それぞれが能力を発揮すれば、大きな相乗効果が生まれるだろう。