【2017Jリーグ補強診断】J1復帰初年度に向けて最小限の放出、ユーティリティさと経験値を加え戦力に厚みをもたらす《北海道コンサドーレ札幌》

写真拡大

▽2月25日に開幕を迎える2017シーズンの明治安田生命J1リーグ。3年ぶりの1シーズン制が復活となり、全18チームがタイトルを目指してしのぎを削る。開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全クラブの補強を診断。5シーズンぶりのJ1復帰を果たした北海道コンサドーレ札幌編をお届けする。

◆5年ぶりのJ1に向け戦力放出は最小限に
Getty Images
【OUT】

DF

小山内貴哉(23)→福島ユナイテッドFC/期限付き→完全

前貴之(23)→レノファ山口/期限付き

堀米悠斗(22)→アルビレックス新潟/完全

櫛引一紀(23)→名古屋グランパス/期限付き

内山裕貴(21)→ガイナーレ鳥取/完全

パウロン(27)→水戸ホーリーホック/期限付き

MF

イルファン(28)→契約満了

上里一将(30)→ロアッソ熊本/完全

神田夢実(22)→愛媛FC/完全

中原彰吾(22)→ガンバ大阪/期限付き

FW

工藤光輝(25)→契約満了▽昨シーズンの主力でチームを去ったのは、新潟に完全移籍したMF堀米悠斗のみ。33試合に出場した堀米の移籍は大きな穴だが、その他の若手選手は期限付き移籍で武者修行に出ることとなった。最小限の戦力放出に食い止めた。

◆補強診断(★5つが最高)

★★★☆☆

▽戦力ダウンは最小限に食い止め、J1挑戦に向けて経験値が高い選手を補強。複数ポジションをこなせる選手が加入したことで、チームとしての全体的な底上げに成功した。

◆福森の完全移籍加入が大きな補強【GK&DF】
Getty Images
【IN】

福森晃斗(24)←川崎フロンターレ/期限付き→完全

田中雄大(28)←ヴィッセル神戸/完全

濱大耀(18)←北海道コンサドーレ札幌ユース/昇格▽GK、DF登録の選手としては神戸からDF田中雄大を補強。左サイドバックを主戦場とし、左足のキック精度には定評がある。また、川崎Fから期限付き移籍で加入し昨シーズンはJ2で39試合に出場し3得点を記録したDF福森晃斗が完全移籍で加入。3バックの左で主力を務め、精度の高い左足のキックで3得点を記録。チームを支えた福森の完全移籍加入が大きな補強となったと言えるだろう。

◆経験豊富なユーティリティプレーヤーの補強で厚みをもたらす【MF】
Getty Images
【IN】

キム・ミンテ(23)←ベガルタ仙台/完全

菊地直哉(32)←サガン鳥栖/期限付き延長

早坂良太(31)←サガン鳥栖/完全

横山知伸(31)←大宮アルディージャ/期限付き

兵藤慎剛(31)←横浜F・マリノス/完全▽MF登録として5選手を補強。特に、昨シーズン鳥栖から期限付き移籍で加入していたDF菊地直哉の期限付き移籍延長、大宮から期限付き移籍加入のMF横山知伸、鳥栖から加入のMF早坂良太、横浜FMから加入のMF兵藤慎剛の4名は複数ポジションをこなせるユーティリティさが持ち味だ。菊地、横山は最終ラインで、早坂は最終ラインから中盤、前線と鳥栖でも力を発揮。兵藤も中盤であればどこでも高水準のプレーを見せる。久々のJ1挑戦においては、4選手の経験値もプラスに働くはずだ。

◆主軸の2人からポジションを奪えるかがカギ【FW】
Getty Images
【IN】

金園英学(28)←ベガルタ仙台/完全

菅大輝(18)←北海道コンサドーレ札幌ユース/昇格▽菅大輝は昨シーズン2種登録としてJ2で5試合に出場し、正式にトップ昇格。前線の補強は仙台から獲得したFW金園英学の1人となった。昨シーズンのJ2でチームの得点源となったFW都倉賢(19得点)、FW内村圭宏(11得点)、FWヘイス(7得点)が残留。金園が3名の牙城を崩せるのかに注目だ。