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九州先端科学技術研究所(ISIT)、福岡市、九州大学(九大)、九州大学学術研究都市推進機構(OPACK)の4者は2月1日、九州大学学術研究都市において、産業界における製品・材料等の分析・解析に関する課題の解決を支援することを目的に、福岡型の分析・解析支援ネットワークを構築し、「分析・解析よろず相談事業(分析NEXT)」を本格始動させると発表した。

今回の取り組みは、平成27年度から九州大学学術研究都市にて分析技術による企業支援手法の構築に向けて試行的に行ってきた「よろず相談室」の取り組みを踏まえ、さらなる企業支援の充実を実現することを目的としたもの。平成28年度より、福岡市、九大、OPACK、ISITの4者連携によるネットワークが構築されるほか、よろず相談の中核となる組織「ナノテク分析・解析支援室」をISIT内に設置し、本格的に始動させることとなる。

これにより、依頼者からの相談に対し、具体的な分析機器の利用方法や分析による問題解決への取り組み方法に関する助言、分析結果の解釈やフィードバックなどの課題解決に向けたコンサルティング、分析機器の安全安心な利用に向けた技術的な指導・助言などを受けることが可能となる。また、趣旨に賛同する大学などの研究者や技術者、企業などでさまざまな分析業務を経験した専門家によるネットワークを活用することで、多岐にわたる相談内容に対してその課題にあった専門的知見・技術による助言・協力を行っていくとしている。

なお、料金体系は初期相談が無料で、専門的・技術的助言・指導といったコンサルティングは1時間当たり1万円(中核機関であるISITの賛助会員企業については、1年度間に3時間×賛助会員口数分のコンサルティングについては無料で利用可能)となっている。また、各種分析機器の使用にあたっては別途機器使用料などがかかるほか、相談内容に応じて、別途コンサルティング契約、受託研究(分析・解析)、共同研究といったことも可能になるという(これらにかかる金額は別途の協議にて決定)。

なお4者では、問題解決にあたり、もしかしたら分析することで何かわかるかもしれないが、分析のノウハウがないなどの困った事が生じたときには、気軽に相談してもらいたいとしている。