1日、韓国メディアによると、潘基文前国連事務総長が、突然の「韓国大統領選挙への不出馬」を宣言した。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は韓国大統領府。

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2017年2月1日、韓国・YTNによると、潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が、突然の「韓国大統領選挙への不出馬」を宣言した。

潘氏は1日午後、ソウル市内で記者会見を開き、「私が主導して政治を変え、国家統合を実現しようという純粋な志を断念することを決めた。このような決定をした私自身を厳しく叱りたい」と明らかにした。

先月12日に韓国に帰国した潘氏は、出馬意欲を示して精力的な活動を続け、次期大統領の有力候補とみられていた。しかし、弟やおいが詐欺や贈賄の容疑で起訴されるなど、さまざまな問題が取り沙汰され、支持率は下落していた。

これを受け、潘氏の出身校であるソウル大学の教授は「ろうそくがぬるぬるウナギ(潘氏のあだ名)を焼いてしまった。ろうそくを掲げる国民の心を誹謗、からかう人は誰でも同じ運命をたどるだろう」と指摘した。潘氏は先月31日、朴槿恵(パク・クネ)大統領を弾劾に追いつめたソウルの「ろうそく集会」について、「国民の心が初期の純粋なものから少し変質したようだ」と述べて波紋を呼んでいた。

また、潘氏の不出馬宣言は韓国のネットユーザーの間でも大きな注目を集めている。記事には「国民に尊敬されている間に静かに引退していれば良かったのに」「帰国後、初めて正しい行動をした」「彼は状況判断がほぼできない。大統領になったら大変なことになっていた」「彼に大統領選への出馬を勧めた人は反省してほしい」「純粋な志?どう見ても下心があった」「コメディアンの方が性に合っているのでは?」などのコメントが寄せられ、多くの共感を得ている。(翻訳・編集/堂本)