2月12日(現地時間)にロサンゼルスで開催される音楽の祭典「グラミー賞」。続々と詳細が明らかにされる中、一部アーティストが参加を辞退したことが話題に。物議を醸すも豪華な顔ぶれのグラミー賞、その見どころとは!?

司会者は、今をトキめくジェームズ・コーデン

司会者に大抜擢されたのは、イギリス出身のコメディアンであるジェームズ・コーデン。冠トーク番組『レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン』と「グラミー賞」の放送局が同じであることや、同番組の人気コーナー「カープールカラオケ」で多くのアーティストとコラボしたことからジェームズが選ばれたとも。

So cool meating @ladygaga. Watch her #CarpoolKaraoke now @ link in our bio!

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ガガ様も出演経験のある「カープールカラオケ」で、伝説的な肉ドレスを身にまとったジェームズ。

「グラミー賞」のCMが、感動的!

1月31日にアメリカで公開された「グラミー賞」のコマーシャル。その内容が今のアメリカにぴったりだと話題に。その内容は、昨年最優秀レコード賞を受賞したテイラー・スウィフトが女性に向け発したパワフルなスピーチを、子どもたちが朗読しているというもの。

「あなたの成功を邪魔する人、あなたが成し遂げたことを自分の手柄にしようとする人に出会う時がくるでしょう。でもあなたは、彼らに惑わされることなく、あなたがするべきことに集中するの。そしたら、ある日、目標としていたところへ辿り着いているわ。そして、周りを見渡せば、あなたや、あなたを愛している人々があなたをそこへ連れて行ってくれたのだと気付く。その瞬間が1番幸せな瞬間なのよ」

ノミネートされるも参加を見合わせているアーティストたち

今年の「グラミー賞」が例年以上に注目されている理由のひとつが、有名アーティストの欠席が目立つこと。単純に都合がつかない人もいれば、その裏に熱い信念を持っている人も…。

【ドレイク】

一番の見せ場である「最優秀レコード賞」を含む8部門にノミネートされているドレイク。「グラミー賞」当日はロンドンでライブがあるため、参加できないよう。

【ジャスティン・ビーバー】

「最優秀レコード賞」など4部門にノミネートされているジャスティンも辞退を表明。その理由は、「特に若いアーティストにとってグラミー賞は重要ではないし、そもそも良い音楽を表彰する賞でもない」から。

昨年も別の音楽賞に出席した際に、あまり楽しんでいないようだったジャスティン。その後Instagramにも、「アワードや音楽賞って、空っぽだなと感じるよ。客席には作り笑顔をしている人ばかり。参加している間も、終了後も良い気分にはならないんだ」とコメント。グラミーにノミネートされたことを知った際には嬉しそうなコメントも出していたけど…。

【カニエ・ウェスト】

近年、こういった場で何かと騒ぎを起こしてしまうカニエ・ウェスト。8部門でノミネートされたカニエだけど、とある人物のためにボイコットすると言っているのだとか。

その人物はR&B歌手のフランク・オーシャン。フランクは昨年2枚のアルバムを出したものの、惜しくもどちらもノミネートを逃してしまった。これに納得のいかないカニエは、昨年のライブ中に「フランクがノミネートされなければ僕はグラミー賞を辞退する!」と憤慨。ところが実はフランク側がアルバムを選考に提出しなかっただけとも…。

貴重なコラボパフォーマンスは必見!

様々な思惑が渦巻く中、パフォーマンスを行うアーティストが発表に! さすが天下のグラミーだけあって、豪華な顔ぶれ♡

【単独パフォーマンス】

アデル/ジョン・レジェンド/ブルーノ・マーズ/メタリカ/キャリー・アンダーウッド/キース・アーバン

【コラボパフォーマンス】

「ザ・ウィークエンド」&「ダフト・パンク」/注目の新人アーティスト マレン・モリス&アリシア・キーズ/新人アーティスト「Anderson .Paak」&ベテラングループの「ア・トライブ・コールド・クエスト」&デイヴ・グロール

The tracklist for the 2️⃣0️⃣1️⃣7️⃣ #GRAMMYs Nominees album has been announced! 🙌 Click the link in the bio to pre-order 📲 1. BEYONCÉ “Don’t Hurt Yourself” Feat. Jack White 2. TWENTY ONE PILOTS “Stressed Out” 3. SIA “Cheap Thrills” Feat. Sean Paul 4. DRAKE “Hotline Bling” 5. ADELE “Hello” 6. JUSTIN BIEBER “Love Yourself” 7. THE CHAINSMOKERS “Closer” Feat. Halsey 8. KELSEA BALLERINI “Peter Pan” 9. MAREN MORRIS “My Church” 10. STURGILL SIMPSON “Brace For Impact (Live A Little)” 11. ANDERSON .PAAK “Am I Wrong” Feat. ScHoolBoy Q 12. DEMI LOVATO “Confident” 13. ARIANA GRANDE “Dangerous Woman” 14. KELLY CLARKSON “Piece By Piece (Idol Version) ” 15. LUKAS GRAHAM “7 Years” 16. CARRIE UNDERWOOD “Church Bells” 17. KEITH URBAN “Blue Ain’t Your Color” 18. BRANDY CLARK “Love Can Go To Hell” 19. THOMAS RHETT “Die A Happy Man” 20. MIRANDA LAMBERT “Vice” 21. TIM MCGRAW “Humble And Kind”

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過去にはレディー・ガガとエルトン・ジョンが共演したり、ブルーノ・マーズ&リアーナ&スティング&ダミアン・マーリー&ジギー・マーリーといった他では考えられない夢のコラボが実現している「グラミー賞」。12日は、音楽好きにはたまらない一日になりそう!