((株)イグレック・プリュス(TSR企業コード:662043308、法人番号:8140002021502、神戸市中央区小野柄通4−1−14、設立平成13年12月、資本金4300万円、岡橋成泰社長)は1月31日までに事業を停止し、事後を小池裕樹弁護士(さくら法律事務所、大阪市北区西天満6−7−2、電話06−6365−0384)ほか2名に一任したことが判明、本社地には「事務所閉鎖」の旨が告示されている。
 負債総額は約6億7300万円(平成28年6月期決算時点)。

 「イグレックプリュス+」の店舗名で知名度を博し、パン・洋菓子の製造販売、カフェ・レストランの経営を手掛けてきた。もともと、阪神・淡路大震災後に業績が低迷していた神戸地区のホテルの経営改善を手掛ける運営会社として発足、そのホテルが取り扱っていたパン・洋菓子等の一般販売を始めた。営業実績と共に店舗を展開、平成21年6月期には売上高17億6896万円を計上していた。
 近年は、景気低迷など業況全般の厳しさが増し、集客数が鈍化。店舗閉鎖などの事業再構築に取り組むと共に、27年9月にはM&Aにより新体制で経営刷新を図り、会社組織も有限会社から株式会社に改組し、不採算店舗の見直しなどに注力してきた。ところが、業績を大きく回復するまでには至らず、28年10月には金融機関への借入金の返済も滞りがちとなるなど資金繰りは逼迫、同年12月にはレストラン事業を営業権譲渡し経営打開に取り組んできたが、ついに支えきれずに今般の事態へと至った。