婚活アドバイザーに聞いた! 「尊敬婚」で幸せになるために、女性がやるべきこと

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数多くの女性を成婚までサポートしている、結婚相談所マリーミー代表のカリスマ婚活アドバイザー・植草美幸さんが提唱する「尊敬婚」。人として尊敬できるような要素を持っている妻と、そんな妻を心から尊敬している夫の、新しい結婚スタイルのことです。今回は、そんな「尊敬婚」に向いている男女の特徴と、「尊敬婚」をするために女性がやるべきことを、植草美幸さんに教えてもらいましょう。

▼「尊敬婚」について、もっとくわしく知りたい人はこちら
婚活アドバイザーが教える! 幸せが長続きする「尊敬婚」とは?

■もしかしてあなたも!? 「尊敬婚」に向いている男女の特徴

お互い自立した関係を築ける、幸せが長続きするなど、メリットの多い「尊敬婚」。しかし誰でもできるわけではありません。尊敬婚に向いている男女の特徴をご紹介します。

<「尊敬婚」に向いている男性の特徴>

プライドが高すぎず、かっこつけない男性が向いています。女性を見下したりせず、何か指摘されたときは素直に受け入れるタイプがいいですね。逆に、女性を引っ張っていくタイプはあまり向いていないかも。

<「尊敬婚」に向いている女性の特徴>

現実的で自立心がある女性、これに尽きます! また何か大きな夢や目標がある女性もいいですね。夢に向かってひたむきにがんばっている姿を、相手の男性も応援してくれるでしょう。

「夫に尽くすタイプや、家庭的な女性のほうが、一般的に結婚には向いているんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。しかし女性の社会進出が増え、共働きが当たり前の今だからこそ、仕事をバリバリこなす芯のある女性を求める男性も増えているんですよ。

■「尊敬婚」をするために、女性がやるべきこと

では「尊敬婚」をしたいと思ったら、そのために女性は何をするべきなのでしょうか? 大きく3つにわけてご紹介します。

(1)ストライクゾーンを広げよう!

「自分より年下の男性は、恋愛対象外!」「草食系男子は、なんだか頼りないし男性として見られない……」と、自ら男性のストライクゾーンを狭めていませんか? この範囲を広げることからはじめましょう。まず、男性に求める条件を紙に書き出してみてください。そしてきちんと理由を考えながら優先順位をつけてみると、意外と自分にとって「これはそこまで必須じゃないかも」という条件が見えてきます。

たとえば「相手の年収は1000万以上がいい!」と言う結婚相談所の女性会員に、「どうして? そのお金は一体何に使うの? 相手の収入がすべて自分のものになると思っているの?」と、私はいつも聞いています(笑)。必須でない条件を切り捨てることで、ストライクゾーンはグッと広がりますよ。

(2)自分から積極的にアプローチしよう!

ストライクゾーンが広がると、意外と身近なところに、自分の希望条件に当てはまる男性がいたりします。もちろん、婚活をして新たな出会いを求めるのもいいですが、すでに出会っている知人男性の掘り起こしでもいいと思いますよ。その中で「自分のことを尊敬してくれる男性」がいたら、スペックなどではなく、彼のその人間性に目を向けてみてください。

ちなみに私の独身時代、母がある日「いい加減結婚しなさい!」と言い、私の手帳の男友だちの連絡先が書かれたページを勝手に見て「この人たち全員に電話してデートに誘いなさい!」と言ってきたんです(笑)。しぶしぶ電話をする私の言葉づかいひとつにも「そんなんじゃダメよ!」と叱咤してきたり。でも結果的にその中のひとりと半年以内に結婚が決まったので、やっぱり自分から動くことってすごく大事ですよ。

(3)「プロポーズのタイミング」は女性が作ろう!

たとえ理想の男性と付き合えたとしても、彼に結婚願望があるのかわからなかったり、ダラダラ長く付き合ってしまって結婚のタイミングがつかめなかったりすることもありますよね。だけど彼のプロポーズを健気に待ち続けるのは、もう時代遅れ。特に尊敬婚だと、男性側が受け身なタイプも多いので、そういうときは女性から「私はそろそろ結婚したいと思っているんだけど、あなたはどう?」と聞いてみるなどして、プロポーズのきっかけを作ってあげましょう。

もし女性が本気で結婚を考えているのに、彼の結婚願望がゼロだとわかったら、悲しいですがお別れしてもいいかもしれません。そして「次に付き合う人は、結婚前提で付き合える人を選ぼう」と、頭を切り替えて新しい出会いを求めることが大切ですね。

尊敬婚に限らず幸せな結婚をするためには、今の時代、女性が動かないと何もはじまりません。彼を結婚まで引っ張り上げるくらいに、上手にリードしてあげてくださいね。

■『婚活学講座 尊敬婚のすすめ』(評言社)

1年以内の成婚率80%以上の実績を持つ、結婚相談所マリーミー代表のカリスマ婚活アドバイザー・植草美幸による書籍。「尊敬婚」という新しい結婚のスタイルを提唱している。また婚活を「プロジェクト」とし、「自己分析シート」や「婚活ワークシート」なども書籍に付属するなど、短期間で結婚したい女性を徹底的にサポートするような内容となっている。

(マイナビウーマン編集部)