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移民の国」と呼ばれるアメリカには世界から夢を追い求める人々が集まっています。バドワイザーの製造元であるアンハイザー・ブッシュは、アメリカンフットボールの最高の大会「スーパーボウル」向けのCMとして一人の移民の青年が夢を追い求めて苦難を乗り越えアメリカにやってくる物語を公開しているのですが、CMというよりもはや映画のようなクオリティになっています。

Budweiser Brings The American Dream To The Big Screen For Super Bowl LI

http://www.anheuser-busch.com/newsroom/2017/01/budweiser-brings-the-american-dream-to-the-big-screen-for-super-.html

Budweiser 2017 Super Bowl Commercial | “Born The Hard Way” - YouTube

ムービーは一人の男性がバーで「ここらでは見かけない顔ですね」と話しかけられるところからスタート。



「見知らぬ人」である男性は一体どこからやってきたのか?ということで、場面が移行します。次の場面ではノートにびっしりとアイデアが書き込まれていますが、非常に書きづらそう。



それもそのはず、ペンを走らせているのが船の上のためです。



男性がぱっと顔を上げた瞬間に……



大きく船が揺れてベッドから投げ出されます。



傷を手当てしてもらいながら「なぜドイツを離れるんだ?」と聞かれます。



男性は一言「ビールを作りたいんだ」



厳しい船旅を終え、ようやくアメリカに入国。



許可証を手に歩いていると……



「国に帰れ!」とアメリカ国民から厳しいヤジを受けることに。



それでも前に進むしかありません。



運河を船で移動するも……







大火事で水の中に放り出されます。





雨の中、険しい道をひたすらに歩き続けます。





ようやくたどり着いたある街。







ここで冒頭の男性と出会うわけです。男性は「見知らぬ人」のために、「友人のビールを一杯」とバーの主人に注文。



男性は礼を告げ、何やらノートを広げてみせます。



「次にあなたが飲むビールはこれですよ」と見せた、それこそがバドワイザーのアイデアだったというわけです。



ということで、これはバドワイザーで知られるビール会社アンハイザー・ブッシュの創業者アドルファス・ブッシュ氏の物語。

トランプ大統領の移民政策と時期が重なるために、政治的な意味があるようにも思えますが、アンハイザー・ブッシュによるとムービーは政治的なメッセージを意図したものではないとのこと。ブッシュ氏の創業ストーリーは「何かに打ち込むことや情熱、あきらめないこと」についての物語であり、「1800年代の話だが、夢を追いかけ続ける今日の起業家世代に響くだろう」ということで作られたそうです。