第72代横綱に昇進した稀勢の里(田子ノ浦)【写真:Getty Images】

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第72代横綱に昇進した稀勢の里、「日本出身のスモー・チャンピオンが王位に」

 大相撲初場所で悲願の初優勝を果たし、第72代横綱に昇進した稀勢の里(田子ノ浦)。日本国内で大きな反響を呼んだ19年ぶりの日本出身横綱誕生は海外メディアでも続々と報じられた。

 米「CNN」電子版は特集を組んでレポート。「日本は19年間待ちわびた末に、ホームグロウン(国内で育った)のスモー・チャンピオンが王位に就いた」とのタイトルで、稀勢の里の横綱昇進を伝えた。記事では勝敗以外にも品位や立ち居振る舞いが重要となることを紹介している。

 英高級紙「ガーディアン」電子版は「ビッグ・イン・ジャパン:スモウに久しぶりのローカル・グランドチャンピオンがやってきた」との見出しで報じ、「最後の日本生まれのトップランクは1998年の若乃花だった」と解説。近年は白鵬をはじめ鶴竜、日馬富士ら外国出身力士の活躍が目立っていたことにも触れている。

 米高級紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」電子版も特集し、「モンゴル力士の支配は日本のトップランク力士を輩出する力に関して相撲界に自己分析を促した。これは2013年にアンディ・マレーが77年ぶりに英国生まれのウィンブルドン勝者になるまでのウィンブルドンテニス勝者の欠乏に対する英国の悩みに通じるものがある」と伝えている。

 日本の国技として世界にも認知されている「SUMO」。稀勢の里の横綱昇進は海外でも注目を浴びている。