3月27日(月)に発売される「コカ・コーラ プラス」(470mlPET/税別158円)

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特定保健用食品(トクホ)の「コカ・コーラ」が誕生した。

【写真を見る】日本コカ・コーラ株式会社代表取締役社長のティム・ブレット氏(右)とマーケティング本部 コカ・コーラグループディレクター小林香予氏(左)

コカ・コーラシステムは、「コカ・コーラ プラス」(470mlPET/税別158円)を3月27日(月)から全国で新発売する。

日本独自の商品で、食事から摂取した脂肪の吸収を抑え、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする関与成分(特定の保健の目的に資する栄養成分)の難消化性デキストリン(食物繊維)を配合。消費者庁から許可された特定保健用食品となっている。

世界でも抜きん出た日本の健康志向を背景に、日本コカ・コーラとアトランタ本社が共同で開発した。「コカ・コーラ」史上で世界初となるトクホ製品で、期間限定製品を除けば、1957年から行われている日本の「コカ・コーラ」ビジネスの歴史においても、初となる日本市場をターゲットにした製品となる。

特定の国をターゲットにした「コカ・コーラ」の独自商品は、世界各国で展開される同商品の歴史でもほとんどなかった例。日本コカ・コーラ株式会社代表取締役社長のティム・ブレット氏は日本独自の商品を発表した経緯について、「独自のコーラを発売できたのは、日本のマーケットはそれだけ独特だから」と説明する。

おいしさと機能性を両立させ、パッケージもベースカラーにホワイトを採用した。「付加価値として機能を加えるのは日本独自のニーズ。特にトクホは日本だけのもので、ラベリングシステムも日本だけのもの」と、まさしく“日本仕様”となっている。

トクホの飲料市場は、2011年以来伸張が続く。一方で、カテゴリー別のシェアでは、2012年に発売されたトクホのコーラ炭酸飲料は、2013年に拡大して以降は縮小傾向となっている。ブレット氏は現状について、「トクホ製品が望まれるなかで、おいしい商品がなかったことが、マーケットが伸び悩んでいた実態だと思う」と見る。

「だからこそ、今回の商品を出した」というほど、他社との比較においても味への自信を持つ。6年に及ぶ長期の開発も、「日本人は味に関して非常にこだわりがあり、妥協を許さない。コカ・コーラに相応しい味ができるまで、これだけの時間がかかった」と納得の期間だった。

世界中で変わらぬ味わいを提供してきた「コカ・コーラ」が、日本市場に向けて販売する異例と言える一本。「圧倒的においしいコーラだと自負している」(ブレット氏)という新商品が、トクホのコーラ炭酸飲料の新たなブレイクスルーを生み出すかもしれない。【ウォーカープラス編集部/コタニ】