オリバー・ストーン製作総指揮『すべての政府は嘘をつく』が緊急公開

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映画『すべての政府は嘘をつく』は、ポスト・トゥルース時代に真実を追求するフリー・ジャーナリストたちの闘いを描いた長編ドキュメンタリーだ。

米国ではドナルド・トランプ米大統領による政権がいよいよ始動し、早速イスラム教徒の多い中東・アフリカ7カ国から市民入国を禁止する大統領令を発するなど、その一挙一動に注目が集まっている。

本作は、ポスト・トゥルース時代(客観的事実よりも、個人の感情や信念への訴求の方が世論形成に大きく影響する状況)の今、私益に走る大手メディアの報道に意を唱え、鋭い調査で真実を伝えるフリー・ジャーナリストたちの戦いを描いたドキュメンタリーである。映画『スノーデン』が公開されたばかりの名匠オリバー・ストーンが、エグゼクティブ・プロデューサーとして参加している。


左からマイケル・ムーア(映画監督)、エイミー・グッドマン(報道番組『デモクラシー・ナウ!』創設者)、ノーム・チョムスキー(マサチューセッツ工科大学名誉教授)、I.F.ストーン(調査報道記者)

彼らに多大な影響を与えたのが、1940〜80年代に活躍した米国人ジャーナリストのI.F.ストーン。I.F.ストーンは“すべての政府は嘘をつく”という信念のもと、組織に属さず、地道な調査によってベトナム戦争をめぐる嘘などを次々と暴いた。本作は、そんなストーンの報道姿勢を受け継いだ現代の独立系ジャーナリストたちの闘いを記録している。

トランプ政権の発足を受け、本作の緊急公開が決定。公開初日には、ジャーナリストの岩上安身や津田大介らを招いたシンポジウムも開催され、SNSをはじめとした現代におけるメディアの役割や、ジャーナリズムのあり方について議論を交わす。

I.F.ストーンは、「ジャーナリズムの本質は、真実を書き、弱者を守り、正義のために闘い、憎しみや恐怖心に癒しの視点をもたらすこと。いつの日か、多様性ゆえに殺し合うのではなく、その多様性を享受できる世界が実現することを願って」という言葉を残している。

『すべての政府は嘘をつく』
監督:フレッド・ピーボディ
出演:ノーム・チョムスキー(マサチューセッツ工科大学名誉教授)、マイケル・ムーア(映画監督)、エイミー・グッドマン (報道番組『デモクラシー・ナウ!』創設者)、カール・バーンスタイン(元『ワシントン・ポスト』記者)、グレン・グリーンウォ ルド(元『ガーディアン』記者/ニュースサイト『ジ・インターセプト』創立者)ほか
http://www.uplink.co.jp/allgovernmentslie/

<放送・公開情報>
2017年2月1日(水)・2 日(木)
NHK BS1 「BS 世界のドキュメンタリー」(23:00〜)にて放映
2017年2月3日(金)
アップリンク・クラウドにて配信スタート
 2017年2月4日(土)
アップリンク渋谷にて上映スタート(※不定期上映)