日本のホテルチェーン・アパホテルの客室に、南京大虐殺を否定する書籍が置かれていたことが中国で大きな騒動となった。中国のネット上では日本を激しく批判する声があがったものの、春節(旧正月)の長期連休を迎えた中国からは多くの人が旅行で日本を訪れている。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本のホテルチェーン・アパホテルの客室に、南京大虐殺を否定する書籍が置かれていたことが中国で大きな騒動となった。中国のネット上では日本を激しく批判する声があがったものの、春節(旧正月)の長期連休を迎えた中国からは多くの人が旅行で日本を訪れている。

 中国メディアの今日頭条は31日、日本は歴史認識で「中国人の感情を傷つけている」としながらも、それでも日本を旅行で訪れる中国人の数が減らないのはなぜなのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、近年の日中関係は決して良好ではないうえに、日本側はたびたび歴史をわい曲して中国人の感情を傷つけていると伝える一方、日本を訪れる中国人は増える一方で、減少していないと指摘した。

 続けて、歴史認識をめぐる対立があっても中国人が日本を訪れるのは「中国より優れた点が日本にあるため」であると指摘し、それは先進的な製品だけでなく、自然環境を守ろうとする意識の高さや集団行動が得意な団結力、礼儀正しさに表れている民度の高さといった目に見えない点も含まれると指摘した。

 さらに記事は、日本で歴史をわい曲する動きがあっても、中国人が日本で買い物を楽しみ、日本旅行に夢中になっている現状は「尋常ではない」と主張したうえで、日本を見習って中国の国を変えることで、中国人にとっての日本の魅力を失わせることが大事であるとの見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)