iOS版のChromeアプリ「Chrome for iOS」がオープンソース化され、Chromiumプロジェクトに完全移行することになりました。

Chromium Blog: Open-sourcing Chrome on iOS!

https://blog.chromium.org/2017/01/open-sourcing-chrome-on-ios.html

GoogleによるとiOSプラットフォームではブラウザはレンダリングエンジンWebKit上で構築されなければならないという制約があるとのこと。Google Chromeでは基本的に自社のレンダリングエンジンBlinkを使っているため、Chrome for iOSではBlinkとWebKitの両方をサポートする必要があり、このせいでコードが複雑化していたとのこと。

この複雑な問題をChromiumプロジェクトに持ち込みたくなかったGoogleは、Chrome for iOSのコードをより上流に組み込む作業を続けていたそうで、ついにこのアップストリーム作業が完了したため、Chrome for iOSがオープンソース化されChromiumプロジェクトに追加されました。

Chrome for iOSがChromiumプロジェクトに追加されたことで、ソフト開発者はChromiumのソースコードからiOS向けのChromiumをコンパイルできることになります。Chrome for iOSのすべてのテストがChromiumコミュニティで利用可能になり、コードをChromiumにチェックインすると自動的にテストが行われるようになるため、開発速度が上がるとGoogleは述べています。