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『ドラゴンボール』の孫悟空役などで知られる声優の野沢雅子が、2つのギネス世界記録に認定されたことを受け、都内・バンダイナムコ未来研究所にて1月31日、認定式が行われた。式では『ドラゴンボール』原作者の鳥山明氏がコメントを寄せたほか、TVアニメ『ドラゴンボール超』新章のオープニング曲を担当する歌手の氷川きよしが祝福に駆け付けた。

野沢は、バンダイナムコエンターテインメントがいままでにリリースした「ドラゴンボール」関連のビデオゲームで主役の孫悟空を演じ続けており、その期間が23年218日(2016年10月25日現在)に渡ったことから「Longest time in the same videogame role(ひとつのビデオゲームのキャラクターを最も長い期間演じた声優)」と「Longest-serving videogame voice actor(ビデオゲームの声優として活動した期間の長さ)」の2項目で同記録に認定された。

「ドラゴンボール」関連のTVアニメでは、『ドラゴンボール』から『ドラゴンボールGT』まで(1986〜1997年)の放送終了後、次の『ドラゴンボール改』(2009年)まで期間があいている。一方、アニメ放送がない時期もゲームはコンスタントに発売されており、ずっと休まず一貫して演じてきたことが今回の認定の要因になっているという。対象期間になっているのは、ゲーム中でキャラクターボイスが採用された『ドラゴンボールZ 超武闘伝』(1993年3月、スーパーファミコン)から『ドラゴンボール ゼノバース2』(2016年10月、PlayStation 4)まで。

認定式に登場した野沢は、「言葉にならないくらいびっくりして、健康でよかったなと思いました」と第一声。「『ギネスに載るから!』と冗談でいつも言っていたのですが、それはそれくらい長くやれたらという思いからだったので……」と明かした。

式では、鳥山明氏による祝福コメントも披露。「野沢雅子さん、2部門でのギネス世界記録、本当におめでとうございます! 僕もほんの少しだけですが記録に関わりがあるかな?と思うと、ちょっと誇らしい気持ちです。こんな調子だと、野沢さんは他にもギネス記録、いっぱいありそうですよ。これからも記録をドンドン延ばされることを祈っています。もういちど、おめでとうございます!!」とのメッセージに、野沢は「本当に私の宝物です」と込み上げてくるものがある模様だった。

さらに、今回の野沢の認定を祝福するため、2月5日から新章がスタートするアニメ『ドラゴンボール超』で主題歌を担当する氷川きよしも登場。野沢はデビュー当時から氷川の大ファンであったことも明かし、氷川がデビューして間もないころにテレビで語っていたコメントを記憶しているなど、そのファンぶりを披露するひと幕もあった。

長年休まず活躍していくため、健康の秘訣について氷川から尋ねられた野沢は、「のんきに生きることですね。私、くよくよしたことないんです。命さえあればどうにかなるさという気持ちで。運動は嫌いなんです。普通でも歩くから、これが運動だと思ってます」とパワフルに回答。「年は取らずに捨てるようにしてるんです。だから毎年若くなってるんです」とその若々しさの秘訣は意識の持ち方にあるようだ。

『ドラゴンボール』、そして孫悟空というキャラクターについて聞かれると、「悟空とともに生きているという感じです。自分が悟空だと思っちゃってますから。スタジオに入った瞬間にもう悟空です」とずっとともに歩んできた分身への思いを語る。新章の見どころを聞かれると、野沢は「悟空と一緒の気持ちでいるので先を知らないんです。スタジオに入って初めて知って、(新たな敵が出てきたら)『このやろう!』という気持ちでやっています」とコメントしていた。

最後には、悟空の声で「オッス! オラ悟空。たまげたぞ! こんなに長く続けられるなんてな。オラ元気だからこれからも長く長〜く、あと100年くらいは続くかな、よろしくな!」とさらなる記録更新を期待させた。