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コンビニエンスストア「セブン−イレブン」の東京都武蔵野市内の店舗でアルバイトをしていた女子高校生(16)が風邪で2日欠勤したところ、ペナルティーとして罰金9350円を差し引かれていた。「どういうことなのか。問題はないでしょうか」と司会の夏目三久が疑問を投げかけた。

1月(2017年)の給与明細をみると、5日分の差引支給額2万3375円と記載されているが、手書きのメモに「ペナルティー 935円×10時間 9350円」と書かれている。その理由について店舗側は「代わりの人を探さなかったペルナティ―だ」と説明した。

女子高校生の母親は納得できなかった。「(娘は)無断欠勤ではないんです。きちんと電話してからのお休みでした。子ども相手にひどいんじゃないかと聞いたら、『子どもも大人も関係ありません。これはお店のルールです。働くって、そういうことなんです』ときっぱり言われました」

女子高校生は歌うことが好きで習い事のボイストレーニングをしていて、月謝代は自分のバイトで稼いでいた。母親は「腹の虫が治まらない。完璧にブラックだと思っています」と怒る。

労働基準法に違反、店に返金指示

旬報法律事務所の佐々木亮弁護士に聞くと「労働基準法に違反していると思います。賃金は全額支払わなければいけないという決まりがあります。代わりの人を探す義務が労働者にはないのですから、それをやらなかったといってペナルティーを科すことはできません。非常に悪質だと思います」と明快に語った。

セブン&アイ・ホールディングスは労働基準法に違反するとして店舗に返金を指示し「加盟店の認識不足とはいえ、法令順守を一層徹底していきます」と話した。

夏目「今回に限らずバイト先で不当な扱いを受ける『ブラックバイト』の実態がどんどん明らかになってきますね」

牧嶋博子(TBS解説室長)「試験中も休むなとか、ノルマを課して達成できないと買い取れ、などと強要する例もあります。雇い主の人はきちんと労働関係の法律を学んで正しく守ってほしいと思います」