長谷川初範がベテラン刑事役に (C)2017「破裏拳ポリマー」製作委員会

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 溝端淳平が主演し、タツノコプロが1974年に発表したTVアニメを実写映画化する「破裏拳ポリマー」の特別映像が公開。アクション場面やメイキング映像を織り交ぜて、坂本浩一監督が実写化へのこだわりを語る内容だ。あわせて、長谷川初範、神保悟志が出演していることがわかった。

 「破裏拳ポリマー」は、タツノコプロが生み出した数多くの人気作品のなかでも、カンフーなどの格闘技要素を取り入れた肉弾アクションや、コメディ要素が話題を呼んだ異色作。元ストリートファイターにして、探偵、そして奥義“破裏拳(はりけん)”を操る拳法の達人である主人公・鎧武士(溝端)が悪人たちと対決する様を描いている。

 お披露目された動画では、坂本監督がアクションシーンを構築するうえで最も重要となった“破裏拳”について言及。アニメ版では“破裏拳”について明確な設定がなかったため「“破裏拳流”という流派、“破裏拳”という拳法を深く掘り下げたいと思った」と告白している。「(アニメ版に対して)新しく加えた要素でもあり、今回追求している点」と続けて、裏拳主体の攻撃を特徴とする実写版“破裏拳”誕生の秘密が判明する。

 坂本組初参加の長谷川は、鎧武士の過去を知るベテラン刑事・土岐田恒役として出演。「アクションに備えて、いつもより一層身体の柔軟、ウエイトトレーニングにも励んで参りました」と明かしたものの「いざ、台本を開けると残念ながら今回はアクションはないのでした!?(笑)」と残念そうな面持ち。だが「こんな60歳を超えた俳優でも今だに一度は坂本監督作品でアクションをしてみたい誘惑にかられるほど『SAKAMOTO』ブランドのアクション映画は魅力的なのです」と坂本監督の手腕を称賛している。

 一方、神保が演じるのは警察組織のトップである警視総監・八城章人役。タツノコプロによるアニメを「私達世代にとっては、語り尽くせない程の思い出のあるものです」と述懐し、「キャシャーン」「ガッチャマン」「ヤッターマン」といった作品のとりこになったいたという。とりわけ「破裏拳ポリマー」は「特異なキャラクターとブルース・リー的なアクション」に熱中したとして、本作への参加決定に「役者冥利に尽きます」と万感の思いを口にした。

 「破裏拳ポリマー」は、5月13日から東京・新宿バルト9ほか全国で順次公開。