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ブレインパッドは2月1日、ビッグデータ対応データウェアハウス(DWH)ソリューション「Enterprise Data Warehouse on Azure」の提供を開始した。

新ソリューションは、大規模データを高速に処理できる分析処理基盤をクラウド上に構築するサービス。マイクロソフトが提供するマネージドサービスである「Microsoft Azure」および「Microsoft Azure HDInsight」を活用することで、並列分散処理による大量データの高速処理に加え、同製品に搭載されているデータ保護・セキュリティ、ユーザー管理などエンタープライズシステムに必要な機能を活用することができるという。

加えて、データ分析の実務を熟知したブレインパッドの豊富な実績に基づき、環境構築から運用支援、データ加工・分析処理の改善といった業務改善までをトータルで支援する。

同社では、今回の提供開始に伴い、クライアント企業の協力のもと、新ソリューションを活用したパフォーマンス検証を実施した結果、従来は約1時間を要していたデータ加工・分析処理が約7分に短縮されるなど、パフォーマンスの改善を確認している。

具体的には、検証先企業においてMicrosoft Azure HDInsightおよび「Apache Spark」「Scala」を活用し、他社製の統計ソフトウェアで行っていたデータ加工・分析処理プログラムを、Microsoft Azureのクラウド上で並列分散処理できる環境を構築。

また、並列分散処理に最適化したデータ構造にするため、ノード間通信のボトルネックを最小化するためのデータのチューニングを行い、従来約1時間強の処理時間を要していたデータ加工・分析時間を約7分に短縮し、約10倍のパフォーマンスを得ることができたという。

さらに、検証先企業ではデータが日々増加していることから、データ分析レポートの作成をするためのデータ加工・分析処理時間の遅延を課題視していたが、新ソリューションにより、この課題を解決することを可能とした。

今後、同社は検証結果をもとに、データ加工・分析にかかる時間の削減を目指す企業に対して、データ処理時間の改善支援や、将来的なビッグデータ処理基盤のグランドデザイン設計、Microsoft Azureを活用した分析システムの導入などを行っていく方針だ。

(岩井 健太)