29日、アリババ集団の馬雲会長は「米国は過去13回の戦争で14兆ドル(約1600兆円)を浪費した。米国に雇用機会を提供し、息を吹き返させる」と語った。写真はワシントンの朝鮮戦争戦没者慰霊碑。

写真拡大

2017年1月29日、参考消息網によると、中国電子商取引最大手、アリババ集団の馬雲(ジャック・マー)会長は「米国は過去13回の戦争で14兆ドル(約1600兆円)を浪費し、08年の『リーマン・ショック』では19兆ドル(約2177兆円)が露と消えた。米国に雇用機会を提供し、息を吹き返させる」と語った。

米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、マー氏は米ニュース専門チャンネルCNBCのインタビューで「戦争や金融危機で消えたお金が投資インフラ整備、中西部開発などにあてられていれば、大きな変化が起きていただろう」と話した。

9日にあったトランプ米大統領との会談は「どちらが提案したのか」と問われると、マー氏は「友人の提案だ。悪くない話だと思ったので行った」と語った。トランプ氏との会談でマー氏は「米国に100万人の雇用を生み出す」と約束。トランプ氏は歓迎した。

マー氏は米国に対し「戦争でお金を浪費しすぎている」と批判。「大企業が稼いだお金はすべて(金融街の)ウォール街に流れる。『リーマン・ショック』はホワイトカラーを直撃し、世界で3400万人分の雇用が消えた。ウォール街ではなく中西部に投資していれば、開発は進み大きな変化が訪れたはずだ」と述べた。

米中の「貿易戦争」については「双方ともすべきではない。貿易をやめれば世界が苦境に陥る」と話した。(翻訳・編集/大宮)