『バットマン』監督から降板したベン・アフレック

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 アカデミー賞映画『アルゴ』などで知られる俳優・監督のベン・アフレックが、メガホンを取る予定だった『バットマン』新作映画の監督から降板すると発表した。俳優として、バットマン役に集中するという。

 ベンは、昨年3月に公開された映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(ザック・スナイダー監督)で新バットマン役に抜擢。昨年4月には、ベンを主演・監督に起用した『バットマン』新作映画の製作を米ワーナー・ブラザースが正式発表していた。

 監督降板にあたってベンは、当初はVarietyに、その後 The Hollywood Reporter などそのほか現地メディア向けに声明を発表。「数多くの人々の心の中に、大切な位置を占めているキャラクターがいます」とバットマンの存在に言及したベンは、「この役を果たすためには、集中し、情熱をもって、自分ができる限りのベストパフォーマンスを見せなくてはなりません。主演と監督という2つの仕事をこなしながらでは、求められるレベルに達することができないのは明らかです」と降板を決心した理由を語った。

 『バットマン』の制作は継続されるといい、ベンは「ワーナー・ブラザースと協力して、僕とコラボレーションしてこの大作に挑んでくれる監督を探すことを決心しました」と新監督を起用すると発表。「僕は引き続き主演を務めるし、映画も制作中ですが、今は新たな監督を探している最中ということです。もちろん僕はこのプロジェクトに集中し続けるし、映画を作り上げ、世界中のファンにお届けいたします」と述べている。2018年の公開予定が守られるのかは不明だ。

 アカデミー賞作品賞に輝いた『アルゴ』のほか、『ザ・タウン』『ゴーン・ベイビー・ゴーン』など、監督としても高い評価を受けているベン。それだけに彼の手掛ける『バットマン』には、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』に並ぶ傑作を期待する声もあっただけに、ファンには残念な知らせとなりそうだ。ベンとしては、『バットマン vs スーパーマン』で最低映画を決めるラジー賞の最低男優賞にノミネートされてしまったこともあり、役への集中を決心したのかもしれない?(編集部・入倉功一)