1月24日に日本外国特派員協会で会見した日本ゴルフ改革会議の面々。「霞ヶ関CCの閉鎖性は五輪にそぐわない」と訴えた Photo by Seiko Nomura

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「本当にやれるのか」──。東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長が年始のあいさつでこう漏らしたのを契機に、急浮上した五輪のゴルフ会場問題。現時点の決定会場は、埼玉県川越市の「霞ヶ関カンツリー倶楽部」(以下、霞ヶ関CC)。国内屈指の名門コースで、国際大会開催の実績もあり、会員には政財界の大物がズラリ。ゴルファーなら一度はプレーしてみたい憧れのゴルフ場だ。

 実は五輪会場については、数年前からゴルフ関係者の間で議論されてきたが、全くと言っていいほど注目されてこなかった。なぜ、今ごろになってけちがついたのか。

 霞ヶ関CCに異を唱える中心的存在は、ジャーナリストの大宅映子氏、参議院議員の松沢成文氏らによる「日本ゴルフ改革会議」。冒頭の森氏の発言について松沢氏は「数カ月前にわれわれがIOC(国際オリンピック委員会)に送った要望書の影響」と推測する。対抗馬は、東京都江東区の「若洲ゴルフリンクス」(以下若洲GL)。「霞ヶ関CCは、選手村(中央区晴海)から約70キロメートル離れているが、若洲は約6キロメートルの距離」と大宅氏。また、霞ヶ関CC周辺の夏の最高気温は37度に達するが「若洲周辺はそれより2度以上低く、海風もある」(大宅氏)というのだ。

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