幕開きから終演までまるごとコメディ!愛之助主演のブロードウェイ・ミュージカル

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悲しいことなど一切起こらない。幕開きから終演までまるごとコメディ! ブロードウェイで何度も上演されトニー賞6部門受賞、映画化もされたブロードウェイ・ミュージカル『コメディ・トゥナイト!』。この傑作ミュージカルがまさかの江戸版、ブロードウェイ・ミュージカル『コメディ・トゥナイト!ローマで起こったおかしな出来事《江戸版》』としてこの春上演される。

曲は『ウエスト・サイド物語』や『ジプシー』の作詞家ソンドハイム、演出は宮本亜門、そしてキャストはミュージカル初出演で初主演の片岡愛之助はじめ内博貴、平野綾、ダイアモンド☆ユカイ、上山竜治(ダブルキャスト)、鈴木壮麻(ダブルキャスト)、ルー大柴、徳井優、松田美由紀、高橋ジョージが出演。いったいどのようなミュージカルになるのか1月20日(金)に開催された製作発表会にお邪魔してきました。



◆徹底的に面白い大ドタバタ喜劇!

「内容は徹底的に面白い大ドタバタ喜劇」と宮本亜門さん。
『コメディ・トゥナイト!』はアメリカ人が作った大パロディ。アメリカ人が“こんなローマがあったらおかしいよね”という要素がいっぱい詰まった作品です。これを江戸の設定でいろいろ変えてみると、見事にはまりました。“こんな江戸があったらおかしい!”“こんなことさすがにないでしょ!”というはちゃめちゃが楽しい! 計算しつくされたドタバタや笑い転げるブロードウェイの流れはそのままにしています。音楽もアレンジは入るけど、ブロードウェイと同じ構成で、とにかく楽しい江戸版になっています」
と作品の魅力を語った。

ブロードウェイで何回も上演を重ねている大ヒット作品。これを違うバージョンで上演するのは、ブロードウェイ歴史上初めてというから、期待が高まります。



◆キャストは個性の強い方ばかり。どんな仕上がりになるかとっても楽しみ

片岡愛之助さんは、「歌は『システィーナ歌舞伎』で2度ほど歌ったことがあります。歌舞伎も三味線のリズムにあわせる言わば和製ミュージカル」
と、歌舞伎で培ったことを活かしたいと意気込みを語った。

「キャストは個性の強い方ばかりなので、どんな仕上がりになるのか楽しみです。」とコメント。

ミュージカル『レ・ミゼラブル』の歌唱指導をされている先生のレッスンも受けている愛之助さん。歌や踊り、演技をどのように披露してくれるか今からとっても楽しみ。



◆あらすじ

お江戸の街に並ぶ3軒の家。
ひとつは薬問屋の布袋屋楽右衛門(高橋ジョージ)の家。女将のお高(松田美由紀)、息子の比呂(内博貴)、丁稚頭の金吉(ダイアモンド?ユカイ)、そして比呂付きの丁稚の丁吉(片岡愛之助)が住んでいる。
もうひとつは澤野屋(ルー大柴)が営む美女を集めた置屋。そしてもうひとつは幼い頃にさらわれた二人の子供を探して放浪中の川端平吉(徳井優)の留守宅。

この物語の主人公、陽気な丁稚の丁吉はいつも自由の身になることを夢見ていた。
ある日彼は、主人の比呂が置屋の新入娘お美津(平野綾)に恋していることを知る。丁吉は、楽右衛門夫妻が旅に出ている間にお美津との仲を取り持てたら自由の身にするという約束を比呂から取り付けた。
だが、実はお美津は侍の荒尾正蔵(鈴木壮麻・上山竜治)に身請けされることが決まっている身。丁吉は置屋の主人を丸め込み、お美津を家に連れ込む。事は上手く運ぶと思われたが、そこに突然一人で帰宅した楽右衛門を、お美津が身請け相手だと勘違い。
楽右衛門は留守にしている川端の家にお美津を誘い込む。
そして、お美津を身請けしに荒尾が現れ、更には放浪の旅から川端も帰宅し、なんと楽右衛門の浮気を疑うお高までもが旅から戻り――――――。

丁吉の仕掛けた策略はとんだ方向に向かってこんがらがり、ドタバタに……さて、丁吉の運命はいかに!?

ブロードウェイ・ミュージカル『コメディ・トゥナイト!ローマで起こったおかしな出来事《江戸版》』
公演日程: 2017/3/4(土)〜/28(火)
会場: 新橋演舞場
演出:宮本亜門
出演:片岡愛之助、内博貴、平野綾、ダイアモンド☆ユカイ、上山竜治(ダブルキャスト)、鈴木壮麻(ダブルキャスト)、ルー大柴、徳井優、松田美由紀、高橋ジョージ





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