富士通は1月31日、子会社「ニフティ」のインターネットサービスプロバイダ(ISP)事業を、家電量販店のノジマに売却すると発表しました。

ニフティのISP事業をノジマに売却、会員向けサービスは引き続き利用可

富士通は、ニフティを4月1日付けで「個人向けISP事業」と「法人向けクラウド事業」に分社化したうえで、個人向けISP事業子会社の全株式をでノジマに売却すると発表しました。
 
「ニフティ」ブランドは継続し、会員向けサービスやメールアドレスは契約変更などの手続き不要で、引き続き利用可能とのことです。
 
富士通は、ノジマの店舗網と営業力を活かした事業の再生に期待しています。

2016年2月で30周年、記念コンテンツも公開

ニフティは、2016年2月でサービス開始30周年を迎える老舗プロバイダで、約134万人の会員を持ちますが、iPhoneをはじめとするスマートフォンの普及もあり、会員数が伸び悩んでいました。
 
ニフティ Nifty
 
ニフティの特設サイトには、同社の30年の歩みを振り返るコンテンツが公開されています。

ビッグローブを傘下に収めたKDDIによる買収報道も

昨年、ニフティと並ぶ大手インターネットサービスプロバイダのビッグローブをKDDIが買収した際、ニフティも買収するのでは、と報じられていました。
 
ちょうどニフティの売却が発表された同日である1月31日、KDDIによるビッグローブの買収完了が発表されています。
 
ビッグローブ
 
日本のインターネット黎明期から続く老舗プロバイダが続々と買収されるのは、時代の流れとはいえ寂しさも感じます。
 
 
Source:富士通, ニフティ, ビッグローブ, NHK
(hato)