立っているように見える!? 高身長の男性が起訴される(出典:http://metro.co.uk)

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人が立ちながら車を運転することなど可能なのであろうか。このほど「立って運転など危険極まりない」と警察に起訴された男性。彼が24日に裁判所に出頭したことが英紙『Metro』や『The Sun』で伝えられた。

「立ってなどいません」断固としてそう主張しているのは、アダム・エリオットさん(25歳)だ。彼は昨年1月に英ゲーツヘッドから橋を渡ってニューカッスルに向かい運転していたところを警察に見咎められた。

アダムさんは身長が2メートルを少し超える。乗っていた車はコンパクトカーの「フォード・Ka コンバーチブル」であった。その時ルーフ(屋根)を開けた状態だったために、身長の高いアダムさんは屋根のない車から頭がポンと飛び出したような状態で運転をしていた。「I Buy Any Car North East」というカーカンパニーを経営するアダムさんは、そのフォードを客に届ける途中だったという。

アダムさんが「立ってなどいない。ちゃんと座って運転して車をコントロールできていた」と主張するも「いや、立って運転していた」と言い張る警察。昨年1月、ニューカッスルの民事裁判所に出頭したアダムさんは「危険な運転行為」という起訴事実に対して無罪を主張していた。

警察から「他のドライバーたちの気をそらす危険運転だ」と言われたアダムさんだが、2メートルある身長のことをそのよう言われてもどうにもしようがない。確かにコンパクトタイプの車は、背の高いアダムさんが乗るとさらに小さくみえてしまうことだろう。

しかしアダムさんは、「ルーフがあると頭がつっかえてしまい、逆に前方がよく見えないんです。確かに運転中、他のドライバーの気を引きましたし、クラクションを鳴らして手を振って笑っていた人もいましたよ。でも、全くもって安全運転でした」と語っている。

「悪いことはしていない。私は優秀なドライバーだ」というアダムさんに「罪を認めた方が素早く裁判を終わらせることができる」と弁護人が勧めたため、24日の裁判ではアダムさんはしぶしぶ罪を認める発言をした。

裁判官のロバート・アダムス氏は「小さな車のルーフを開けて、自分の背が高いことを明らかに他のドライバーに見せびらかしていた。これは他のドライバーの集中を妨げる行為であり、非常に危険」と述べ、アダムさんが過去に免停処分を受けていた間に道路交通法違反による有罪判決を12回も受けた記録があることから、次回のヒヤリングまでの暫定的な措置として“向こう1年間の運転禁止”が言い渡された。アダムさんの判決が確定するのは2月27日の予定という。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)