写真提供:マイナビニュース

写真拡大

説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneをパソコンで充電すると時間がかかるの?』という質問に答えます。

***

USB 2.0規格に準拠したUSBポートにLightningケーブルで接続すれば、とりあえずiPhoneを充電することは可能ですが、「電力=電圧×電流」ですから、電圧は5ボルトで一定としても電流はバッテリーや電源アダプタにより差があるため、電流次第で充電完了までにかかる時間は変わってきます。

パソコンやAV家電に用意されているUSBポートは、USB 2.0規格で定めた電流(500ミリアンペア)を超えて供給しないものが多いため、iPhone付属の電源アダプタ(1アンペア)よりも充電に時間がかかることはありえます。最近のパソコンはUSB 3.0ポートを搭載する製品が増えていますが、それでも900ミリアンペアですから、iPhone付属品のほうが短い時間で充電は完了します。

より速く充電を完了したいときには、大出力のバッテリーまたは電源アダプタ(USB充電器)を用意しましょう。というのも、iPhone 6/6s/7は最大1.4アンペア、iPhone 6 Plus/6s Plus/7 Plusは最大2アンペアの入力に対応しているため、付属の電源アダプタより大出力のバッテリー/電源アダプタを利用したほうが高速に充電できます。なお、iPhoneには過剰な電流を抑制する機構が搭載されているため、大出力バッテリーを使用しても問題ありません。

ただし、MacBook ProやiMacなどのApple製品は、USBポートに接続された機器がiPhoneと認識すると1.1アンペア程度の電流に切り替わる機構を備えています。パソコンがMacの場合は急速充電できるため、パソコンで充電すると遅いとは必ずしもいえません。

(海上忍)