写真提供:マイナビニュース

写真拡大

NTTデータ イントラマートは1月31日、デジタルビジネスの市場拡大に向けてIoT基盤「intra-mart IoT Platform」をリリースした。同製品は、導入のためのコンサルティングサービスと組み合わせ、新サービス「IM-IoTソリューション」として提供する。

昨今、IoTやAIなどの最新技術をビジネス創出の手段として活用するニーズが高まってきている中、イントラマート社では、センサーや各デバイスから取得した膨大なデータを可視化・分析し、自社の強みである業務プロセス(BPM/ワークフロー)やアプリケーションとの柔軟な連携を可能にするIoT基盤(フレームワーク)を開発。

intra-mart IoT Platformは、さまざまなデバイスから取得したビッグデータを業務プロセス(BPM)とシームレスにつなぎ、業務の自動化・効率化を促進する性・生産性を高めるだけではなく、新ビジネス創出の促進を図るという。

特徴として「プロセス定義」「GUI機能」「柔軟性/適用性」「大量メッセージ、ビッグデータ活用」「IoT開発時の課題を解決」を挙げている。

プロセス定義は、センサーから連携されたデータをBPM/ワークフローにつなげることで、データを活用した業務プロセスが可視化され、業務の全体最適化・効率化を図ることができるほか、GUI機能はユーザーが利用するさまざまな機能(BPM/ワークフロー、ポータル、画面帳票、グラフ作成等)をGUIで提供するため、直感的な操作が可能で生産性も向上するという。

柔軟性/適用性については、OSSの仕組みのため組み合わせ自由にカスタマイズを可能とし、オンプレミス/クラウド環境問わず構築でき、クラウド基盤も差し替えが可能。大量メッセージ、ビッグデータ活用に関しては、ビッグデータ処理に必要なパース処理/加工処理には大量データを想定(Spark Streamingを利用)しており、複雑な処理をラッピングしたAPIと、容易なビッグデータ処理を実装できる開発フレームワークを提供するとしている

IoT開発時の課題解決では、IoT開発におけるさまざまな課題(センサプロトコル、大量ストリームデータ、開発運用ノウハウなど)をAPIや運用ガイドといったツールを提供することにより、課題解決の支援と短期開発を可能にするという。

活用イメージとしては、設備保全業務での活用や品質管理業務での活用を挙げる。設備保全業務での活用ではセンサデータをリアルタイムに統計・分析し、設備の状態をモニタリングし、故障の「兆候」を検知した場合、即座にアラートを通知し業務プロセスに自動連携、対象設備の点検や必要に応じて行う予防保全や修理、報告をプロセスとして可視化することで保全活動の全体最適化を行うとしている。

また、品質管理業務での活用は生産設備にセンサーを設置し、品質に関連するデータを収集することで、収集したデータと品質結果の相関を機械学習し、品質異常が予想される場合、即座に生産設備の調整を行うプロセスを起動するという。

なお、同社ではIoTやAI、RPAなどの最新技術のノウハウの早期習得と新ソリューション創出を成長戦略として位置づけており、顧客ニーズに機動性をもって対応するべく、専任窓口として1月1日に「デジタルビジネス推進室」を設け組織的な事業活動を強化。これにより、新技術のノウハウの習得、POCなどを通じた社会動向の把握、新ソリューションの創出、それに伴うアライアンスの推進などに取り組んでいく。

(岩井 健太)