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帝国データバンクは1月31日、「全国社長分析(2017年)調査結果」を発表した。2016年12月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(約146万社収録)から「株式会社」「有限会社」のデータを抽出、社長の年齢と2016年の1年間における社長の交代状況について分析したもの。

社長の平均年齢は59.3歳となり、過去最高を更新。1990年以降上がり続け、91年からは5 歳上昇した。

社長交代率(1年間に社長の交代があった企業の比率)を見ると、3.97%で、4 年連続で前年を上回った。リーマン・ショック以降低下していた交代率が、上昇傾向にある。2016年に社長が交代した企業を新旧代表の平均年齢から見ると、前代表が67.1歳、新代表が51.1歳となった。また、性別の分かった社長交代企業(4万4,209社)を見ると、女性社長の比率は2015年の8.2%から10.6%へ上昇している。

社長の平均年齢を業種別に見ると、「不動産業」が61.3歳で最も高い。次いで、「製造業」(60.8歳)、「卸売業」(60.4歳)が続く。年代の分布を見ると、「不動産業」は50代(21.9%)が少ないものの、70代(19.8%)や80歳以上(7.3%)の割合が高く、平均年齢を押し上げた。逆に「サービス業」(57.9歳)は30代以下の割合が高く、平均年齢も低い。「建設業」は40代の割合が唯一20%を超えた一方で、80歳以上は2.5%にとどまった。

平均年齢を年商規模別に見ると、「1,000億円以上」(60.8歳)が最も高く、「1億円未満」(60.2歳)がこれに続き、ともに60歳を超えた。年代別の分布を見ると、「1,000億円以上」の約6割が60代となり突出。一方、70代以上になると「1億円未満」の割合が最も高い。