キャスト賞に輝いた『Hidden Figures(原題)』のスタッフとキャスト/写真:SPLASH/アフロ

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1月29日に行われた全米映画俳優組合賞の授賞式では、13ある主要部門のうち7つの賞を多様性のある俳優たちが受賞したと英紙デイリー・メールが報じている。

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最高賞にあたるキャスト賞は3人の黒人女性を主人公にした『Hidden Figures(原題)』。人種差別があからさまに存在した時代のNASAで、自分たちの才能を活かして働いた女性たちの姿を描いている。

さらに主演男優賞はデンゼル・ワシントン、主演女優賞はエマ・ストーン、助演男優賞はマハーシャラ・アリ、助演女優賞にヴィオラ・デイヴィスという結果になり、4つある演技賞のうち3つが黒人俳優に贈られた。

『Hidden Figures(原題)』のキャストを代表してトロフィーを受け取ったタラジ・P・ヘンソンは、「この映画は連帯に関する作品です。私たちはこの作品に登場する3人の女性たちがいたからこそ、今ここにいるのです。彼女たちがいなかったら、私たちはどうやって自分の夢を掴んだらいいのか知らなかったでしょう」

「彼女たちは、問題や環境や状況に対して文句を言わなかった。彼女たちは解決することに集中した。だからこそ、勇気ある女性たちは男性を宇宙に送ったのです」「この映画は、私たちが自分たちの違いを脇におき、人間として一つになったらなにができるかということを示しています」とスピーチで語ったと英紙デイリー・メールが伝えている。

全米映画俳優組合賞は「オスカーの前哨戦」と呼ばれ、受賞者の顔ぶれがアカデミー賞と同じになることが多いが、今年はどうなるのか要注目だ。【UK在住/MIKAKO】