旧サーブを買収したNEVS(ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン)は25日、中国政府から電気自動車(EV)の生産許可を取得したと発表しました。

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NEVSが中国・天津市で建設中の工場が、中国国家発展改革委員会(NDRC)からEVの生産許可を取得したもので、2017年末から旧サーブの「9-3」がベースのEVを製造するものと見られています。同工場の年産能力は20万台としています。

NEVSの会長である Kai Johan Jiang(蒋大龍)氏は、

「中国政府からのEV生産許可を喜んでいます。今回の生産許可取得はサーブの70年にわたるの長い歴史を受け継ぐNEVSにとって重要なマイル・ストーンです。これで持続可能なモビリティを形作る我々の次のステップを実現することができます」

とEV生産開始の意義を説明しています。

NEVSは旧サーブの買収時にスウェーデン・トロヘッタンの本社工場の生産を停止し、その後天津市で新工場を起工し、EVの生産を準備していました。最近では、中国の新エネルギー車リース会社のPanda New Energyに15万台のEVを供給する計画が進行しています。

NEVSの事実上の親会社は、香港に拠点を置くナショナル・モダン・エナジー(NME)で、NMEは中国系のステイト・パワー・グループ(国能電力集団有限公司)に属しています。国能電力集団はNEVSの会長を務めるKai Johan Jiang氏が北京市で創業したといわれています。

(山内 博・画像:NEVS)

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