1月は転職を考える人が多いということから、第1回目のテーマは「海外でキャリアを築くには?」。ハリウッド女優として活躍されている祐真さんが感じた、必要最低限の語学力、LAと日本の労働に対する価値観の違い、またステップアップする上で重視していることなどを語ってくれました。"海外で働くこと"も選択の1つとしてアリかも♡

―海外で働きたくても語学が心配…という人はたくさんいると思います。語学は現地に行ってからでもなんとかなりますか?

素質やセンスもあるんだろうけど、結局はやる気次第だと思うんです。日本にいても話せるようになる人はいるし、逆に10〜20年と海外にいても、話せない人は話せない。本気でやれば3カ月ぐらいで、中学レベルの英語はマスターできると思うし。中3レベルの英語を完璧に、流暢に話せるようになったら、ある程度日常会話もクリアできると思いますよ。ただ、全く話せないまま、現地で仕事を探すのは難しいかも。正直、海外に行ったから話せるようになるっていう考えは甘いかも知れない。

現実的な話、海外に進出している日本企業で働くのなら、なんとかなると思うんです。でも周りもほぼ日本人で、遊びに行くのも日本人と一緒だと場所が変わっているだけで、語学力がつくとは思えない…。探せば言葉を必要としない仕事もあるだろうし。海外の企業も会社によりますしね。全て気持ちの問題で、語学を習得するのは日本でも現地でも、どっちでもイイのかなと。

―職種にもよりますが海外でキャリアを築くにあたって、どのような努力が必要だと思いますか?

仕事を楽しむことが1番! さらに向上心を持つことですね

その仕事を好きになること。根本的に好きじゃないと、なかなか難しいですよね。それは、日本にいても海外にいても同じことで。細かいことは職種によるけど、向上心を持って楽しめたら最高ですね。目的や目標もなく、ダラダラ楽しんでいても仕方がないし。私の場合は好き、プラス"必死!"って感じです(笑)。

―働く上で日本人の長所はなんだと思いますか?

天才がいるのはアメリカ、平均的に長けていてバランスがイイのは日本!

コップひとつ作るにしてもアメリカはザツ、でも日本は繊細。3分ごとに来る、山手線の時間の正確さとかすごくないですか!? あれ、ちょっとでも狂ったら事故起きますよ(笑)! それに細かい作業が向いてますよね。髪の毛を切るときも日本人のほうが失敗もないし、平均的にウマい! アメリカ人は飛び抜けて天才か、失敗するかのどっちかで、中間がないんですよね(笑)。

―逆に日本人の短所は?

働きすぎ(キッパリ)!! 人生が仕事で終わっちゃう。家族との時間をアメリカ人並みに増やしてもイイのかなって思いますね。楽しんで仕事をしている人はイイけど、それが苦痛で毎日を過ごしている人は、1回の人生だしもったいないなって。パワハラとか過労死とか…加害者にとっては当たり前で気づいてないんでしょうけど。でも実際、海外から見るとあり得ないことを言っていたり、したりしているのに、それが当たり前になっている文化は怖いですよ。体育会系の上下関係がある時点で、生まれてしまうのかも知れないですね。

―海外でパワハラ、セクハラ、男尊女卑…を感じたことはありますか?

アメリカでは一切感じないです。向こうの人はそういうことがあったとしても、強いから言うし、訴える。で、どんどん女性が強くなる(笑)。日本人女性は耐え忍ぶ力が素晴らしいですよね。

私、嫌なことは歯をくいしばってできないので…おかしいと思ったことは言うし、嫌だって言っちゃいます。その人に気持ちをぶつけますね。それで向こうがクビにするなら、それはそれでイイかなって。我慢したり、ストレスを溜め込むのはよくない! そこが日本人の短所でもあるのかな。

―祐真さんが海外で働こうと思ったキッカケは?

小学生の頃からアメリカに行きたくて♡ 理由は…ただの憧れ(笑)

もとから海外志向なんですよ。私が小さい時に両親がハリウッド映画をよく見ていて…。中学卒業間際に「アメリカの高校へ行きたい!」って両親に伝えたら「それは金銭的に無理やわ!」って(笑)。結局、国際的で英語に力を入れている高校へ通い、留学を経験して。当時の私は英語オタクみたいでしたね(笑)。今よりも全然、話せたと思う。フリーターだった頃は、海外で働く方法をたくさん探しましたし。フィジーのガイド募集とか、めちゃくちゃ楽しそうじゃないですか!?

きっかけは、もう単純に「カッコイイな〜」っていう、自分が知らない世界に対しての憧れですね。映画だけじゃなく、音楽にも興味があったし、ペラペラになれたらカッコイイなって。いや、ペラペラになりたい!っていう憧れが最初でした(笑)。

憧れを現実にするため、行動に移して…努力や挫折、葛藤なんてつきもの。それでも純粋に「目標を達成するまでは絶対にブレない」と語ってくれた祐真さん。海外や日本という場所に限らず「全ては自分次第」、思いの強さに勝るものはないのかも知れない。

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