データ容量ではなく「時間」縛り。格安SIMの概念覆す『5時間プラン』をnuroモバイルが発表

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データ通信の「容量」ではなく「時間」を購入する。──そんなモバイルデータ通信の常識を覆す「5時間プラン」をnuroモバイルが発表しました。2月1日提供開始予定。

nuroモバイルは、NTTドコモ網利用のMVNO(いわゆる格安SIM)です。運営するソニーネットワークコミュニケーションズは、Xperiaシリーズで知られるソニーモバイルの100%子会社でもあります。

「シンプルなサービス」を標榜し、2GBから10GBまで1GB刻みに自由にデータ通信量を選択可能。また1GB増えることに200円追加というわかりやすい料金プランも特徴です。また、500MBまで月額0円の「0SIM」を提供していることでも知られています。

ギガ数に縛られない「5時間プラン」


そんなnuroモバイルが2月1日に提供を開始する「5時間プラン」は、1日のうち"5時間"までは、高速データ通信を使えるプランです。通信容量ではなく通信時間を制約している点が特徴で、月額料金は2500円(税別、以下同)と、同社の10GBプランより200円割高です。

制御に関しては、ある一定時間内のデータ通信が一定量を超えると、残り時間を消費する仕組み。一定量を下回ると残り時間の消費は自動的にオフになります。1日に5時間を使い切っても、200kbpsの低速通信が可能。また担当者は「メールなどのテキストベースの負荷の低い通信なら、通信が発生しても5時間モードはオンにならない」とも説明します。

(訂正 2017/02/01 13:20 記事掲出時、一定時間内に一定の通信があった場合に、低速通信から高速通信に切り替わると記載していました。しかし実際には、高速通信は常時ONで、一定時間内に一定の通信があった場合に、あくまで時間だけが減る形となっていました。訂正しお詫び申し上げます。)

「従来はどうしても月々にギガ単位で購入し、減らすという形だった。しかし、お客様の声を聞いていると、ギガというよりも、自分のライフスタイルに合わせて使いたいという要望が多くあった。朝の1時間、昼の1時間、夜の1時間、自分のライフスタイルに合わせて使えるプランに、ニーズがあると考えた」(ソニーネットワークコミュニケーションズ 細井氏)

なお、5時間プランの制御に関しては「通信の中身は見ておらず、ネットワークの中立性に反することはない」と細井氏は説明します。

5分通話し放題、パケットギフトも導入


またnuroモバイルでは、音声通話5分かけ放題オプションの提供も開始します。月額800円で1回5分以内の通話が何度でもかけ放題に。

また、かけ放題オプションを付けなくても、電話番号の頭に「0037-692」と付けて発信することで、通常30秒/20円の通話料が30秒/10円と割安になるサービスも提供します。Android / iOS向けの「nuroモバイルでんわアプリ」を使えば、自動的に「0037-692」を付けての発信も可能になります。

また、nuroモバイルの契約者間でパケットを分け合える「パケットギフト」の提供も開始します。10MB・1MB単位でギフトコードを発行できます。

「自分の余っているパケットをギフトとして友だちや家族に渡すことができる。パケットが余ったら家族や友人にプレゼントしたり、足りなかったらもらうといった形で、自分の通信容量を無駄なく使えることができる」(細井氏)

その他、200kbpsの低速状態でも、通信開始直後の一定時間は高速での通信を許容する「初速バースト」を追加。これにより、テキストメインのWEBサイトの閲覧程度であれば、通常の高速通信時に近い時間での表示が期待できるとしています。

また新端末として「ZenFone 3 max」および、折りたたみ式携帯電話の「AQUOSケータイ SH-N01」も追加。現在販売中の「BLADE E01」「arrows M03」「ZenFone 3」と合わせ、全5機種展開となります。なお、後者の3機種については、販売価格の値下げも行うとしています。