又吉の体を張ったパフォーマンスを楽しんだ

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 ティム・バートン監督が、最新監督作「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」を引っさげて来日し1月30日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された公開直前イベントに出席した。本作の宣伝隊長「ピース」の綾部祐二と又吉直樹も駆けつけ、劇中の登場人物にちなんだ“空中浮遊”に挑戦した。

 亡き祖父の言葉に導かれ、ある孤島を訪れた孤独な少年ジェイク(エイサ・バターフィールド)が、透明人間、炎操作能力、怪力、空中浮遊など特殊能力を持った奇妙な住人たちと心を通わせていく。

 寒風吹きすさぶ中での開催となったが、バートン監督は「日本に戻ってこられてうれしい。イマジネーションをくれる特別な場所なんだ」と喜色満面。「私自身、子どものころから人と異なる、奇妙だと言われてきたが、本作にも同じような人と異なる能力を持った人物が登場する」と語り、「何が現実で何がファンタジーか、といった部分で、(過去作)『ビッグ・フィッシュ』と通じるところがある。この2つの要素を分けたい人もいるかもしれないが、私は人生というのは現実とファンタジーが同時に存在しているものだと思う」と作家性に言及した。

 バートン監督は、鉄の靴を履かないと浮いてしまう体質の劇中キャラクター、エマ(エラ・パーネル)のように、又吉が特製のクレーンで吊り上げられるとサムアップして爆笑。又吉を見上げて「髪がうまくなびいているね。とても美しかったが、(エマと同じく)金髪だったら完ぺきだ」とジョークを飛ばした。

 作品をイメージした衣装で登場したピースの2人は、2014〜15年に開催された展覧会「ティム・バートンの世界」のオフィシャルサポーターを務めた際にバートン監督と初対面を果たしており、バートン監督から「もちろん覚えているよ!」と言われると喜びを爆発させた。綾部に至っては「僕を監督の作品に出してください」とおねだりし、バートン監督から「特殊能力は何? 演技はできる? アクションは? 速く走れる?」と矢継ぎ早に質問されタジタジになっていた。

 「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」は、エバ・グリーン、ジュディ・デンチ、サミュエル・L・ジャクソン、テレンス・スタンプら豪華キャストが顔をそろえたほか、脚本を「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」や「キングスマン」で知られるジェーン・ゴールドマンが手がけた。2月3日から全国公開。