30日放送の「好きか嫌いか言う時間」(TBS系)で、ジャーナリストの出井康博氏が、外国人を低賃金・重労働で雇う日本を「ブラック国家」と非難する場面があった。

番組では「外国人と好きか嫌いか言う時間」と題して、日本で働く外国人が、低賃金・重労働を課せられている実態を伝えた。スタジオでは、技能実習制度で日本に渡ったベトナム人が、制度を悪用する企業から罵声を浴びる様子を隠し撮りしたVTRが公開された。

この問題について、スタジオではジャーナリストの出井氏が「『日本の技術を教える』という名目が問題」と警鐘を鳴らす。

出井氏は「(この制度で)実習生が働ける現場って、単純労働の仕事ばかり」「国際貢献と言いながら、本当は人手不足を補うために(外国人実習生を)入れている」「(しかし)政府はそうは認めていない。『国際貢献のためにやってますよ』と、ウソをついて入れているのは酷い」と技能実習制度の問題点を指摘し、政府を批判した。

これには、司会の坂上忍も「働き手が無い所に実習生さんをはめ込んで…。それでなおかつ、天引きしてみたいなことも、普通にあると?」と、迫った。

すると、出井氏は「そうですね」「だから、国自体が『ブラック企業』ならぬ『ブラック国家』になっている」と厳しく非難。スタジオには驚きの声があがっていた。

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