来客前に15分で完了! プロが教えるひとり暮らしの掃除術

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ひとり暮らしだとつい部屋が汚くなり、急な来客時に焦ってしまうことも。

そんな時でも15分あればキレイになる掃除術を、掃除・家事・住宅アドバイザーとして、雑誌やテレビで活躍中の藤原千秋さんに教えていただきました。

藤原千秋さん

■部屋が多少汚くても……。玄関掃除はマスト!


--来客前に部屋を掃除する場合、まずはどこから手をつけるべきでしょうか?

「部屋に入って最初に目に入る玄関の掃除から始めましょう! 玄関がキレイな状態であれば、部屋の掃除がたとえ行き届いていなくても、好印象を与えることができます。

ひとり暮らしだと靴箱に靴が入り切らず、たたき(玄関の靴を脱ぐ床の部分)に並べていることが多いと思うので、すぐに履く1足以外は片付けましょう。

収納スペースがない場合は、来客時のみ大きなゴミ袋に入れてベランダに置いておいてもOKです。

ついでに、ペットボトルや缶など、大きなゴミが見えている場合は、別のゴミ袋にまとめてベランダに出しておきましょう。

そのままにしておくと、見苦しさはもちろん、臭いの元にもなるので、来客時には一時的にでも隠すのがオススメ」(藤原さん)

--たたきが汚れている場合は、どうすればいいのでしょうか?

「床用のフローリングワイパーのドライシートを用意してください。100円ショップで手に入るリーズナブルなもので大丈夫です。

ウエットシートは掃除できる場所が限られるので、ドライシートを置いておくと、他の場所の掃除でも使えます。

また、使いながら乾きやすいのもウエットシートの弱点。ドライシートをたっぷりと水で濡らす方が掃除しやすいはずです。

シートを水で濡らしてたたきを拭けば、ホコリは吸着しますし、シート表面のでこぼこが軽いタワシ替わりに。こびりついた泥汚れなども、少しこするだけでみるみるキレイになります」(藤原さん)

■面積が大きい“寝具”と“テーブル”をスッキリ


--続いて、部屋の中でキレイにすべきポイントは?

「部屋の中で占める割合が大きいと目につきやすいので、寝具とテーブルは整えておきましょう。

特に寝具は、起きた状態のままシワになっていたり、シーツに少しの汚れがついていたりしても目立つもの。そんな時は2m四方ほどの大判のマルチカバーをあらかじめ用意しておくといいでしょう。

そのカバーでベッドを丸ごと覆い隠してしまえば清潔に見えますし、お客さんがベッドに腰掛ける、なんて場合も抵抗が少ないはず。

また、テーブルはなるべく物を置かないように。いつも物が置いてあるなら、来客時はトートバッグなどに入れて隠しておきましょう。

物を片付けたら、アルコールスプレーを用意しておいて、ティッシュに含ませて拭きましょう。これならガラスのテーブルも、水の跡がつかずにピカピカになりますよ。

アルコールスプレーは洗浄効果もある上に除菌できるし、揮発するので2度拭きいらず。急な来客時だけでなく、普段の掃除にもとても使いやすいと思います。常備しておくといいですね」(藤原さん)

■ビニール袋&古靴下で、直接触らずトイレ掃除



--来客時に気になるのがトイレの汚れ。急いでいる時ほど、掃除が難しいのが現実……。

「時間がない時は、ポイントを押さえましょう。女性のひとり暮らしで、普段あまり気にしないけれど汚れているのが、便座の裏側と、便器の先端の尿が当たる部分です。この部分をトイレ用のブラシで磨きます。

もしブラシがなければ、小さめのビニール袋、履かなくなった古い靴下の順番で手につけて、直接磨いてください。専用の洗剤がなければ、食器用洗剤を少しつければOK。ブラシよりも手で磨くほうが、力がかけやすく、短時間でキレイになります。

磨き終わったら、ビニール袋をくるっとひっくり返して、手から外してそのまま捨てれば、汚れに直接触る必要もありません。

仕上げに、アルコールスプレーとトイレットペーパーで床をさっと拭きましょう。掃除に使ったトイレットペーパーは流すと詰まる恐れがあるので注意。流さずにゴミとして捨ててください」(藤原さん)

--その他にも、ひとり暮らしの部屋の掃除でアドバイスがあればお願いします。

「一通りきれいになったら、必ず換気をすること!

1Kや1LDKの間取りだとどうしても空気がこもりがちだから、1カ所でも窓を開けて、換気扇をつけて、空気を流しましょう。

空気の入れ替えができるのはもちろん、部屋のイヤな臭いもなくなるので、オススメです!」(藤原さん)

見られがちなポイントをおさえることで、時短&手軽な掃除が可能に。彼や友達が遊びに来る前に、ぜひ試してみましょう!

(野々山幸/TAPE)

(取材協力)藤原千秋さん:http://funiwara.blog80.fc2.com/