興収20億以上が見込める出足

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 1月28〜29日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。「アベンジャーズ」「アイアンマン」シリーズをはじめとするマーベル・スタジオの最新作「ドクター・ストレンジ」が、1月27日より全国785スクリーンで公開され、初登場首位を獲得した。土日2日間で動員23万7722人、興収3億9408万0900円をあげ、オープニング3日間では動員31万3354人、興収5億1393万1000円を記録し、今年ここまでの公開作の中でNo.1のスタートを切った。土日2日間の成績は、昨年4月に公開された「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」(最終興収26.3億円)の興収比87.8%となっており、最終興収20億円以上が見込める出足となっている。

 2位は、人気ボーカルグループ「GReeeeN」の代表曲の誕生秘話を、松坂桃李と菅田将暉のダブル主演で描いた青春ドラマ「キセキ あの日のソビト」がランクイン。全国157スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員18万2044人、興収2億3286万4600円を記録した。中学生から社会人、親世代までと、幅広い客層が詰めかけ、男女比は4:6で女性が上回り、スクリーンアベレージは1位となっている。まずは興収15億円が当面の目標となりそうだ。

 新作では他に、「女王の教室」「家政婦のミタ」などの脚本家・遊川和彦の映画監督デビュー作「恋妻家宮本」が4位に初登場。全国315スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員8万5500人、興収1億0500万円の成績。5位には、黒川博行の第151回直木賞受賞作を佐々木蔵之介と横山裕(関ジャニ∞)のダブル主演で映画化したハードボイルド・アクション「破門 ふたりのヤクビョーガミ」がランクイン。全国302スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員8万4000人、興収1億0800万円をあげた。

 黒澤明監督「七人の侍」(1954)と、同作をハリウッドリメイクしたウエスタン「荒野の七人」(60)という2つの名作を原案に描いた西部劇「マグニフィセント・セブン」は、10位スタートとなっている。なお、3位の「君の名は。」は公開から23週連続、9位の「この世界の片隅に」も12週連続で10位内をキープする驚異的な興行を続けている。