故若松孝二監督の代表的が舞台化!

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 故若松孝二監督の生誕80年を記念し、東京・新宿のSPACE雑遊で「若松孝二生誕80年祭」が3月9日から開催されることが決定。若松監督作品の上映や音楽イベントに加え、2008年に発表された「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」を舞台化して上演するなど、ファン必見の企画が目白押しだ。

 舞台化する「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」は、08年のベルリン国際映画祭では最優秀アジア映画賞と国際芸術映画評論連盟賞のダブル受賞を果たした、若松監督の代表作。72年2月、連合赤軍の5人の若者たちが軽井沢のあさま山荘に10日間に渡って立てこもり、警察と銃撃戦を繰り広げた"あさま山荘事件"の真実をドキュメンタリータッチで描いた群像劇だ。

 故蜷川幸雄さんに才能を見出された新進気鋭の演出家・シライケイタが舞台化に挑戦し、約230人が参加したオーディションを勝ち抜いた俳優20人が出演。さらに、映画版で最年少の赤軍兵士・加藤元久を演じたタモト清嵐が、同じ役柄でステージに立つ。

 また「若松孝二傑作選 運動と若松孝二」と称し、若松監督作の上映も行われる。「ゆけゆけ二度目の処女」「胎児が密猟する時」といったキャリア初期の傑作や、第60回ベルリン国際映画祭で主演の寺島しのぶに最優秀女優賞をもたらした「キャタピラー」、紀州出身の作家・中上健次の小説を原作にした遺作「千年の愉楽」ほか全19作品が堪能できる。そして、3月23〜25日には、若松監督とゆかりのある人々が織りなす「若松映画と音楽」が実施され、渚ようこらゲストによるライブが行われる。

 「若松孝二生誕80年祭」は、東京・新宿のSPACE雑遊で3月9〜25日開催。