30日、韓国メディアによると、大韓航空機内で夫婦げんかをし、乗務員に暴行を働いた50代の主婦が執行猶予付きの判決を受けた。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は大韓航空機。

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2017年1月30日、韓国・世界日報によると、大韓航空機内で夫婦げんかをし、乗務員に暴行を働いた50代の主婦が執行猶予付きの判決を受けた。

韓国・仁川地裁は同日、傷害および財物損壊、航空保安法違反の疑いで起訴されたベネズエラ国籍を持つ韓国人イ氏(58)に対し、懲役8年、執行猶予2年、罰金300万ウォン(約29万円)を宣告したと明らかにした。

イ氏は14年12月20日、夫とともに米アトランタから韓国へ向かう飛行機に乗った。離陸から約5時間後、酒に酔ったイ氏は横の席の夫と口げんかを始め、対話を避けようとする夫に大声で暴言を吐き、食器や雑誌を投げつけた。その後、2階にあるバーに移動したイ氏は乗務員が用意した水の入ったコップを壁に投げつけ、夫に対して約3時間にわたり暴言を吐き続けた。

乗務員がイ氏の夫をファーストクラス席のある1階へ連れて行くと、イ氏の怒りはさらに高まった。イ氏はバーにあった700万ウォン(約68万円)相当のランプを破壊。また、乗務員に対し暴言を吐き、制服を破って腹を蹴るなどの暴行を加えた。暴行を受けた乗務員は全治3週間のけがを負った。

大韓航空機では14年末、大韓航空の当時の副社長によるいわゆる「ナッツリターン事件」が発生した。昨年12月にも泥酔した韓国人の男が他の乗客や乗務員に暴力を振るうなど約2時間にわたって暴れる騒動が起きるなど、乗客が機内でトラブルを起こす事件が相次いでいる。

このニュースを見た韓国のネットユーザーからは「非常識過ぎる。国の恥さらしだ」「アグリーコリアン(醜い韓国人)。本当に恥ずかしい」「他の乗客は命の危険を感じただろう。テロと言っても過言ではない」など、暴れたイ氏への批判的なコメントが多く寄せられた。

その他、「席に縛り付けておくべきだった」「また大韓航空か…。なぜテーザー銃を使わない?」「大韓航空の乗務員は無能だ。安心して子どもを乗せられない」「機内でアルコールを出す必要がある?なくしてもいいサービスでは?」「二度と飛行機に乗ることができないようにするべき」「なぜ執行猶予を付ける?もっと厳しく処罰しないと、こういう事件はなくならない」「韓国は犯罪者にとっては最高の国」など、大韓航空や裁判所の手ぬるい対応を指摘するコメントもみられた。(翻訳・編集/堂本)