30日、韓国メディアによると、韓国で朴槿恵大統領の弾劾訴追裁判が進行している中、親朴槿惠派の保守系団体の会員として活動していた60代の男性が飛び降り自殺したことが分かった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真はソウル。

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2017年1月30日、韓国・ソウル新聞によると、韓国で朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追裁判が進行している中、親朴槿惠派の保守系団体「パクサモ(朴槿惠を愛する会)」の会員として活動していた60代の男性が飛び降り自殺したことが分かった。

ソウル芦原警察は29日、「パクサモの会員であるチョ氏(61)が28日午後8時ごろ、芦原区にあるマンションの6階から飛び降りて死亡した」と明らかにした。チョ氏は朴大統領の弾劾に反対する集会で使用する韓国国旗を手に持っており、国旗には「憲法裁判所の弾劾可決は無効」と書かれていたという。また、チョ氏は旧正月の28日、昼は親戚と会い、夕方からは妻と家で過ごしていたことが分かった。遺書は見つかっていない。

警察関係者は「パクサモの活動が原因で家族と不和が生じていたとの内容を含め、遺族に詳しい経緯を確認している」とし、「目撃者もいて死因が比較的明確なため、検案はしない」と明らかにした。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは「意味のない死だから本当に残念。チョ氏をだまし、洗脳した独裁政府と朴槿恵政府に強い怒りを覚える」「家族不和で飛び降り自殺。結局、家族不和の原因をつくったのはパクサモだ。悲しい…」「なぜたった一つの命を弾劾反対という価値のないことに捧げた?朴大統領は犯罪者なのに」「命を軽く考え過ぎ。なぜ朴大統領のためにそこまでしなければならない?残される家族のことは考えなかったのか?」「目を閉じ、耳をふさいで生きていたの?テレビをつければ誰のせいで国が混乱しているのかすぐに分かるはず」など、チョ氏の行動に疑問を呈するコメントや朴政府に対する批判のコメントが多く寄せられた。

その他、「政府からお金をもらったに違いない。貧しい家族を救うために自分を犠牲にしたのでは?」「よっぽどつらくて悔しかったのだろう。メディアの虚偽報道に踊らされる国民を見るのが耐えられなかったようだ」「弾劾を棄却するべき。今後も死者が増え続けたらどうする?」などのコメントもみられた。(翻訳・編集/堂本)