先日、旧正月を前にして突然Xiaomiを去ることを発表したヒューゴ・バッラ氏が、新たにFacebookでVR(仮想現実)のチームを率いていくことが分かりました。同氏は以前、「シリコンバレーに戻る時が来た」とFacebookで話していました。

XiaomiからFacebookに転身

ヒューゴ・バッラ氏のVRチームへの参画は、Facebookの最高経営責任者(CEO)であるマーク・ザッカーバーグ氏が水曜日明らかにしたもので、同氏は同社でVR部門を統括する副社長として辣腕を振るうことが期待されているそうです。
 

 
Facebookは現在、Oculus(Oculus Riftとも)と呼ばれるVRシステムを開発しており、ハイエンドPCに接続する本格的なVRとして、ライバル製品であるHTC ViveやGoogle Daydreamなどと共に注目を集めています。
 
「ヒューゴ氏は、VR(仮想現実)/AR(拡張現実)が次世代の大きなコンピューティング・プラットフォームになるという、私の信念を共有してくれている」とザッカーバーグ氏は語り、「(それらのプラットフォームは)私たちに対して、まったく新しい体験を可能にし、かつてなくクリエイティブにしてくれるだろう」と、Facebookの次世代コア事業となるVR展開において、新たに迎え入れたバッラ氏が重要な鍵となることを示しました。

AppleもVR/ARの技術開発には乗り気

FacebookやHTC、Googleなど上に挙げた企業以外にもVR/ARの開発に余念がない企業は多くみられます。例えば、Appleはその筆頭でしょう。
 
Appleは先日も、ドイツの光学機器メーカーCarl Zeissと提携し、Google GlassのようなARセットを2018年に向けて開発していることが噂されたほか、ティム・クックCEOも「ARは非常に興味深く、ある種のコア技術だと思う」と述べたうえで、「舞台裏で色々なことをしている」と技術開発に取り組んでいることを示唆しています。
 
一応、ヒューゴ・バッラ氏が辞めたXiaomiでも、「Mi VR」なるお手軽VRキットが30ドル(約3,300円)前後で展開されてはいるのですが、彼にとってはもっと壮大な夢をシリコンバレーで追いかけたかったということなのでしょうか。
 
 
Source:WSJ
Photo:Flickr-Daniel Cukier
(kihachi)