取材会に登壇したやついいちろう、佐々木蔵之介、宮本信子、有村架純、和久井映見、佐藤仁美(前列左から)、松本穂香、藤野涼子、磯村勇斗、竜星涼、小島藤子、八木優希(後列左から)/(C)NHK

写真拡大

有村架純がヒロインを務める、'17年度前期の連続テレビ小説「ひよっこ」('17年4月3日[月]スタート、NHK総合ほか)より、『東京編』の主な出演者が発表された。

【写真を見る】主演の有村架純は、会見場で笑顔を見せる

宮本信子、佐々木蔵之介、やついいちろう、佐藤仁美、磯村勇斗、竜星涼、和久井映見、松本穂香、藤野涼子、小島藤子、八木優希の出演が決定し、主演の有村と共に会見に登場した。

有村演じるみね子が上京してから世話を焼き、大きな支えになる洋食屋「すずふり亭」の主人・牧野鈴子役の宮本は、有村とは「あまちゃん」('13年、NHK総合ほか)以来の共演となる。

当時の撮影について、宮本は「『あまちゃん』の時はとても大切なシーンがありまして、それを有村さんと一緒にせりふを合わせました」と振り返り、有村にほほ笑みかけた。

そして「どんどん彼女が活躍していって、コマーシャルも見ていますよ。久しぶりの再会で、共演シーンはこれからなんですが、楽しみです」と笑みを見せた。

宮本演じる鈴子の息子で、料理長・牧野省吾役の佐々木は「朝ドラ出演は(「オードリー」以来の)17年ぶりです。朝、おいしい、温かい料理でお茶の間の皆さんをおもてなしできたらなと思います」と、視聴者に“特別な朝ご飯”を届けることを約束。

「すずふり亭」では二番手のコック・井川元治を演じるやついは、自身の役について「料理人としてうまくなりたいんですけれど努力はしたくない、努力はしたくないけれど尊敬されたいという、とっても人間的な役です。そのままの自分でやれる役だなと思いますので、精いっぱい演じたいです」と意気込んだ。

「すずふり亭」でホールを担当する朝倉高子役の佐藤は、自身の結婚願望ものぞかせた。「やついさんとのシーンでアドリブもしたのですが、多分使われないと思います(笑)。ぜひ朝ドラの中で結婚できたらなと、その思いを今のうちから岡田(惠和)さんにお願いしようと思います。

ただ、やついさんとの結婚だけは本当に避けていただきたいなと思っています!」と言葉とは裏腹の、相性の良さをうかがわせ、会場を笑わせた。

「すずふり亭」で見習いコック・前田秀俊を演じる磯村は「日々、高子(佐藤)さんや元治(やつい)先輩からいじられながら、料理の腕も自分自身も成長できたらなと思っています」と告白。

みね子の失踪した父親・実(沢村一樹)の捜索手伝いを申し出る、警察官・綿引正義(まさよし)役の竜星は「生前生きていた祖母が、毎日唯一ドラマを見ていたのがNHKの朝ドラでした。生きているうちに見せることはできなかったですが、絶対見てくれていると思いながらこの舞台に立てるのは、背筋が伸びる思いです」と語った。

みね子が働く向島電機「乙女寮」の舎監・永井愛子役の和久井は、役どころについて「私は全国各地から働きにきた女の子たちの面倒を見たり、世話を焼いたり、お姉さんのような、お母さんのような、管理人のような役どころを演じさせていただきます。

そういう立場でありながら、『この人について行って大丈夫なの?』と思われるようなふわふわした不思議な役どころです」と、役と同じように優しく語った。

そんな愛子が見守り、またみね子が働くトランジスタ工場の仲間を演じるのが青天目澄子役・松本、兼平豊子役・藤野、秋葉幸子役・小島、夏井優子役・八木だ。

松本は「私の役が福島県出身ということですが、普段は大阪弁なので方言を頑張っています!」と元気良く語る。

藤野は「(演じる豊子は)青森県出身で、津軽弁を毎日家で練習しているんですが、両親も青森なので一緒に津軽弁で話したりすることがあります。トランジスタ工場で合唱をするシーンがあり、歌ってこんなに楽しいんだなと思えます」と笑顔を見せた。

小島は「私は山形弁ですが皆さんも方言があるので、違う方言がうつらないように頑張りたいと思います」とリアルな悩みも。

八木は「秋田弁があって、方言も頑張ろうと思いますが、私はあまり喋らないもの静かな役で、いつも現場が楽しくて、本番中にアドリブで喋りたくなるときはあるので、喋らないようにするのが大変です」と、撮影が楽しくてたまらない様子。

有村は11月のクランクインから現在までの撮影を振り返り、「この物語には『なんかいいな』と思うことがたくさん詰まっていると思います。岡田さんの書く本は『こういうことなんだろうな、ああいうことなんだろうな』と見ている側が自然とくみ取れる優しい本になっていて、『家族っていいな、田舎っていいな、友達っていいな、働くことっていいな』と、『いいな』がいっぱい詰まっていると私は今感じています。

そういうたくさんの『いいな』をスッと皆さんが感じてもらえれば一番いいなと思います」と、アピールした。

本作は、1964年の東京オリンピックを目前に控えた日本で、茨城県北西部に生まれたみね子が失踪した父親の行方を追って東京に上京し、過酷な労働や会社の倒産などに遭いながらも周囲の人々に支えられて東京で生き抜いていく姿を描く。